脚の痛みの原因

気になっていた左脚の痛みの件について少し前進があった。
整形外科のMRIで腰に異常がなかった事を確認した後、ABI検査というものを行った。
この検査は両足首と両上腕の血圧を測定して測るという簡単なものだった。
しかしその結果、左脚の血圧がほかの３か所の血圧と異常に低いことが分かり、閉塞性動脈硬化症の疑いがあるという。
医師はさっそく紹介状を書き、すぐにでもその病院に行き精密検査をするように言う。
しかたなく美野島の自宅を出て川端商店街を歩く。
中州川端から呉服町まで歩き病院を探すがなかなか病院が見つからない。
しかたなくケータイで病院を検索し場所を確認した。
ふらりと歩いているとこじんまりとした病院を発見した。
受付で病院からの紹介状を出し問診票を書いてしばらく待った。
先ずは医師からの問診があり、造影剤を入れたCT検査の方法についての確認があった。
承認書にサインして、身長体重の検査から心電図、心臓エコー、レントゲンなどの検査があり、最後にＣＴ検査だった。
何しろ初めての事だったので造影剤が怖かった。
アレルギーがあるためその心配だった。
しかしアレルギー用の薬も併用するような事を云うので仕方なく点滴用の注射を受けた。
CTに寝そべり点滴用の注射針から血管を広げる薬、アレルギー用の薬などが入れられた。
何度か撮影のための練習をするということで機械音が言うとおりに息を止める事を繰り返す。
本番ということで造影剤が流され体中が熱くなる。
最初は心臓回りの撮影で次は足回りの撮影だった。
検査はすぐに終わり、しばらく待合室で待った。



医師から呼ばれ中に入るとモニターに今撮ったばかりの脚の造影が映っていた。
医師の話では左脚への血管が数センチの間閉鎖しているという。
運動をしていたおかげで周りの毛細血管が発達してその先まで血液を運んでいるという。
さっそく処置についての説明があり、早急にも手術の必要があるような事を云う。
カテーテルによるもので患者の負担が少ないという。
しかしそこはやはり不安がある。
説明を聞いて一旦病院を後にした。
昼の時間はとうに過ぎていて、川端商店街で軽い食事をとった。

４月に健康診断を受けたばかりなのに、なぜこのような事態が発見できなかったのか不思議に思った。
まあクルマばかり点検に出していないで、人様も詳しい点検を１年に一回はくらいはしないといけないようだ。
さてさて暗い気持ちで自宅に戻る道を歩く。
家人にどのように説明すか気がおもい。