打越通信

日記ふういろいろ

いきなりだった

2017-05-24 11:46:42 | 日記ふう
受付で書類を提出ししばらく待った。
係りの人が来て病室まで案内してくれた。



病室はこじんまりとしていてなかなかきれいな部屋だった。
入院に関する注意事項などを聞いてびっくり、外出は一切認めないという。
早朝の散歩が・・・などというとジムで自転車をこいでくださいと返って来た。
しかたない、従うしかない。
そうこうしていると手術服に着替えろという。
そして検査に出かけるというので心電図の検査を受けた。
部屋にかえり点滴用の注射を打たれ点滴が繋がった。
主治医から治療方法の説明を受けた。
閉塞している部分がどの程度閉塞しているのか実際にやってみなければわからない、よって場合によっては脚元からの挿入もあり得ること、時間もどの程度かかるのかわからない、よって順番は今日の一番最後になることなど告げられた。



部屋に戻り、脚元からの挿入の場合の準備が行われた。
そして右腕には緊急用の予備の点滴注射が行われた。
準備ばんたんで待っているがなかなかお呼びがかからない。
夕方も7時前くらいだったろうか「準備お願いします」と声がかかる。
ストレッチに載せられエレベータで手術室に向かう。
部屋はさすが緊張感が漂っていた。
看護士たちが一斉に群がりいろいろなものをセットしていた。
「始めます」
先生の声で始まった。
左手首に注射痛がする。
それからは何があっているのかほとんど実感はない。
しばらくは眠りこんでしまった。
気が付くと先生が気づかれたようで寝てていいですよと言われた。
しかし事はなかなかうまくいっていないようで、専門用語で指示が出ていた。
「なんとか通りましたよ」
と喜んだ先生の声は聞こえた。
それからいきなり活気が出たようで、作業は進んだようだ。
最後の結果を写すのだろう造影剤注入と撮影が行われているようだった。
全てが終わりストレッチャーで部屋に向かう。
途中で妻と娘が駆け寄ってきた。
時間を聞くと午後10時前だという。
3時間か、長かったんだ、でも無事に終わったのだ。