打越通信

日記ふういろいろ

高知タウンへ

2020-06-12 19:33:56 | 旅行
高松ー高知間は高速で1時間半ほどとガイドブックに書いてある。
そんなに急がなくていい旅なので32号線で行くことにする。
四国の道路には一定距離に数字が大きく書いてある。
起点標示かなと思ったが対空標示という事を後から知った。
災害時に上空(ヘリコプター)から確認するためのj表示がそうだ。
山道に入りかなり高いところまで登る。
ナビでは狭い範囲の道路状況しか分からなく、全体的にどこあたりなのか助手席に座る妻に広域地図で教えてもらう。
一山超えたあたりで開けた場所に出た。
三好市だった。
高速の高架(徳島自動車道)や鉄道の線路(徳島線)が通り基幹的な地域のようだ。
再び山道に入り吉野川沿いに道が続く。
どこかで見たような風景が続くが、球磨川沿いから川辺川沿いを走っている風景と同じだ。
山は深く、所々に赤いアーチ型の橋が架かり下には清流が流れ、所々に駅の表示が出ている。
小歩危の表示が出るが過ぎてしまい、大歩危の看板ところに駐車した。
下を見ると遊覧船が見えたので乗ることにした。



客は少ないのかと思ったが約7,8名集まった。
30分間の遊覧だったが、大歩危(おおぼけ)とは「大股で歩くと危険」という由来だそうだ。
奇岩や怪石が多く、プレートのゆがみで45度角度で押し上げられ出来た岩石だ。



船から見る岩石は皆同じ角度で傾いていた。
30分の遊覧も退屈だったが、すぐ岩石の上を行く線路らしきものが目に入る。
土讃線の線路のようだが絶壁に近いところを走っている。
そちらの方が気になりだしたが、遊覧を含め小一時間いたが列車が通ることはなかった。
大歩危を出て高知市を目指す。

少しずつ開けてきてまっすぐに伸びた道路(路面電車も走っている)に出る。
高知駅の看板が出るが、ナビは左折して高知城を示す。
ホテルに荷物を置きさっそくはりまや橋を目指して商店街を歩く。



意外と大きなアーケードで帯屋町や壱番街とある。
自転車が多く、店の周りには自転車が幅を利かせていた。



はりやま橋まで歩き、広め市場に行く。



市場前で気さくそうなオジサンがいたので声をかけた。
どこかいい店はないかと聞くと、ついてこい来いという。



市場の中は真ん中にテーブルが何十台もあり、周りには居酒屋風の店がずらりと並んでいた。
声をかけたオヤジ(伊藤さん)の席はすでに料理が運ばれていて飲みかけのお酒が置いてあった。
席に着き、生ビールとカツオのたたきの塩を頼んだ。
話好きでこの広場でも顔が広いようで、高知の名所をというと友達の所に行き、パンフレットをもらって来てくれた。
土佐の話(歴史、土地柄の話)、九州の話、しまいには家族の事など2時間ばかり、おいしい酒(土佐鶴(辛口))と美味しい料理で過ごした。
店を出てオヤジが教えてくれた高知城のライトアップを観に行った。
ホテルに戻り窓を開けるとライトアップされたお城がここからも見えた。
ネットを開き、明日の宿を探す。
「広くていいホテルが安くて見つかったよ」
と家人が言うので予約を確定した。
いろいろ考えたが高知に2泊することにした。
・・・続く。