あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

徳富蘆花記念文学館と富弘美術館

2013-08-24 21:47:22 | Weblog
今、帰りの電車。


今回もとてもついていて、いい旅だった。


朝の露天風呂に太陽が光を投げ、ゆったり、のんびり長風呂を楽しむ。

頬を撫でる風に初秋を感じる。

朝食に麦の雑炊があり、群馬ならではのメニューかと思い、おいしく食べる。


朝は伊香保温泉の特徴の石段階段を登って伊香保神社。
鈴をならしてお参り。

それから赤塗りの河鹿橋に歩く。
緑の楓と橋がはっとするほどお互いを際立たせてきれいだ。

受付にケーブルカーで行くという珍しい旅館「かのうや」を右に見て歩く。

目指すは、徳富蘆花記念文学館。
いわずと知れた徳富蘇峰の弟だ。
小説「不如帰」が有名。
彼は水俣出身だが、逗子、東京在住のときから伊香保温泉が大のお気に入りでこの地で亡くなっている。

今、大河ドラマ「八重の桜」の八重の兄、山本覚馬の娘、山本久栄に失恋して鹿児島に2か月放浪の旅をしたというのが興味深い。

いったいどこへ行ったのだろう。


あの頃、世界もまわっている。洋装だ。世界なんてびっくりする。


同志社大学、熊本と私たちと関係のキーワードも多く、おもしろかった。

それから、やおら、昨日の岩宿を過ぎ、桐生からわたらせ渓谷線。


今度、目指すは、星野富弘美術館。

電車を調べたらトロッコわっしー5号とかがあるではないか。

整理券が必要とのことで無理かと思っていたが、なんとラッキー。
すっからかんで(数人で)とてもいい場所に座れた。
風を受けながら渓谷を楽しむ。
嵯峨野のトロッコ電車、宇奈月のそれを思い出す。
車内でプレートを持ってパチり。乗務員の方が写してくれる。


で、神戸(ごうど)で降りて、バスで富弘美術館。

瀟洒な白い建物内に彼の絵がいい間隔で展示されていた。
次女が小学校の時、多分、次女は学校行事で行ったと思う。
だから、私も行きたいなと思っていた。今回行けたことが嬉しい。


これもまた、岩宿の近くでは?と出かけてみて知ったというくらいだから、私たちの旅はいいかげん、気ままであるのだけど、ついている。


昨日の野口雨情についても然りだ。

彼については、泊まった旅館の雨情コーナーに西条八十、北原白秋と一緒の写真もあり感激したものだ。


富弘さんの花の絵には、どれも心を感じ、味のある字での一緒の詩にはっとさせられるものが多い。

あじさい、菜の花、コスモスと私に関係した花には特に目がいったけど、矢車草、グミ、麦の穂…全てがいい。


今、帰りの電車だけど、今回もひじょうに充実していた旅だった。

ああ、東京は暑いなあ。
それもそうかな。
伊香保温泉は海抜800メートルという。
わたらせ渓谷線でチラッと彼岸花を見つけた。

やはり、長女が森高千里の「渡瀬橋の~♪」が好きで来たことを思い出す。
車で行った。

岩宿はあのときだったのかしら?

あの岩宿ドームの入り口をパンフレットで見て、一致した。
私の心のなかの岩宿と…。

まもなく蒲田です(*^_^*)
コメント (2)
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