あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

雨音をききながら

2014-09-07 23:55:16 | Weblog
もうこんな時間だ。

強く激しい雨音を聴きながら、のんびりと過ごす。

昨夜、阿刀田高さんの「闇彦」を読了。

思いがけず、平家物語の「建礼門院徳子」という名前が出てきたのに、なんとなく笑い、ラストに鹿児島の笠沙(かささ)が出てきたのには、びっくり。

短編の名手といわれているらしいけど、彼の世界があるのを感じる。

それにしても書き方っておもしろいな。
その人なりの書き方があり、すぐ入っていける本といけない本がある。

彼の本は読みやすいのかもしれない。


ついでながら、宮尾登美子さんは「建礼門院徳子」の「徳子」を「のりこ」と読ませている。
「つるは」も出てくるから愉快よねえ。

伊達市の宮尾登美子文学館を思い出す。
山荘にこもって書いたという「宮尾本 平家物語」

知らない本、読んでない本がありすぎる。

「闇彦」では、ギリシャの神話と日本の神話の共通というのか、思うことは同じかという文章がある。

古今東西、そして、昔も今も人の考えることは同じだと思う。

夫は甲斐の国へ。風土記の丘とか…。天気には恵まれたようで感動したらしく、元気に帰宅。

KIDは、次女とバーベキューのお供。
息子と久々に昼食。

まもなく私のバースディだからと、おせんべいと最中のアイスを買ってきてくれた。
サンキュー。
気持ちが嬉しいね。
おいしかったよ!!




コメント
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