あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

ジェントルマンの肩に

2016-12-14 21:34:32 | Weblog
朝の電車はとても混んでいて・・・
乗るときも前の小母さまがのんびり乗っているような感じで「えっ~、私、乗れないよ~。もうちょっと急いでくんない?」と心の中で言いながら、いつもになく強引に乗り込む。

うわぁ~、まさしく、ラッシュだぁ~
つぶれる~

つぶれないよ、大丈夫よ!・・・と、かげの声がする。

ドアがやっとしまって、
うっ、うん?
後ろにあげていた自分の手の位置に気づく。

うっ、うっ・・・なんとダンディなジェントルマン(ゼニトルマンでは決してない)
の肩に手を置いてつかまっているではないか!

うわぁ~どうしよう。

「ごめんなさい。すみません」と申せばその素敵な男性の方「いいですよ」とやさしいお言葉を・・・。
背の高い・・・ちらっと見たお顔は端正でやさしい雰囲気が漂い・・・

いやいや、よくありません。よくありません・・・。

でも、「ありがとうございます」と申して、何かしら不謹慎にもにこにこする私(ニヤニヤだったかもしれない)

新横浜でとりあえず降りて、降りられる方を待てば、そのジェントルマンの方も降りて行かれる。
後ろ姿に「ありがとうございました」と頭を下げた私でした。

おまけは、職場のエレベーター。

「あっ、あがっちゃう」と思ってたら、やっぱり男性が開けて待っていてくださいました。
おひとり・・・。

またもや私「ありがとうございます」
彼、「いや、乗られると思いましたので」
私「やさしいんですねえ」
彼・・うん、なんと言われたか覚えていない・・・にこにこしてる。たぶん、「いいえ」と言われたような・・・。
彼より先に降りる私はせめてと「閉」のボタンを押して「ありがとうございました」と降りたのでした。

世の中、素敵な男性いますねえ。

それにしても、朝の満員電車では全くへんてこなドジなおばちゃんでありました。

昨日の辛夷の木。
秋の葉っぱとともに、ふわっとしたかわいい芽が見えますか。
季節は廻っています。



おやすみなさい。
コメント
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