駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

趣向の彫埋駒、出品中です。

2010年02月04日 | 将棋駒製作
以前このブログで製作経過を報告していました

山上作彫駒の新品を小生が埋め、仕上げた駒です。

趣向ですので、お気軽にご覧下さい。

山上彫日向埋 黄楊 彫埋駒 YAHOO オークション

普及品を仕上げ直したこの作品で

小生がお伝えしたかったことは

以下の3つです。

①シャム黄楊木地の美しさ

高価な本黄楊木地は確かに美しいです。

小生も大好きです。

でも、シンプルな美しさってあると思うのです。

安い駒の材料として有名ですが、

木そのものの魅力が劣っている訳では無いと

小生は思っています。

上手く表現できませんが、シャム黄楊は、

「飾らない素朴な女性」の様な感じですかね。

駒木地の柔らかさを指摘する方も多い様ですが、

その分盤を傷つけない優しさがあります。


②仕上の大切さ

駒木地が持つ魅力を最大限に引き出すのが、

仕上げです。その違いを是非見て頂きたい。

まさに「磨けば光るんです」。


③彫埋駒の良さ

将棋を指す方ならお分かり頂けると思いますが、

将棋盤とのフィット感は、やはり彫埋駒が

一番優れていると思うのです。

やや柔らかい木地が、フィット感向上に

一役買っています。

前回、前々回作品同様、

彫埋駒入門のような駒になって欲しいと思います。

ちょっと大げさでしたかね。。。


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