駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

「指宿」って読めますか?

2010年06月25日 | 将棋駒製作
めずらしく風景の写真です。

どこでしょう?

。。。。。。。

鹿児島県は指宿(いぶすき)です。

小生は最初、読めませんでした。。。

写っているお山は、確か開聞岳だったと思います。

自分で撮った写真ではありませんので、

構図が上手いですね~

WEB上で無料配布されているものを頂戴してきました。


ここ指宿は、薩摩黄楊のふるさとです。

もう10年近く前ですが、木地を求めて一人車に乗り

地元の印材店を訪ねたことがあります。

出発前に電話で

「5角形の綺麗な駒形になった木地がありますか?」

と尋ねたのですが、電話の相手がヒドイ薩摩弁で

何を言っているか分からず、

とりあえず行くことにしました。

行ったらびっくり!



あったのは、ただの木っ端でした。


がっかりした小生を見かねて、

お優しい薩摩の印材店さんは、

ラーメンをご馳走して下さり、

更にスーパーのレジ袋2個分の木地を

お土産に持たせてくれました。

こんな木っ端もらっても。。。。。


でも、それがこの世界にのめり込む

大きなきっかけとなるから不思議ですね。

そこから孤軍奮闘の木地づくりがスタートです。

家庭用のノコギリ1本とサンドペーパーだけで、

朝から晩まで作業していました。

日本の端っこで、木地づくりを4年もやっていましたが、

元来不器用な上に、手作業では数が作れず、

結局成功しませんでした。

ただ、おかげさまで1、2枚程度なら

今でも苦労なく作れます。


おっと、いつの間にか昔話になってしまいました。

写真のせいですね。

福岡へ行きましたら、

またあの印材店を訪ねるつもりです。

☆ 読み終わりましたらポチッとお願いします 
   ↓
にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へにほんブログ村
【ご案内】富士駒の会
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする