駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

頑張って彫っています。蜀紅書。

2010年06月09日 | 大阪駒(蜀紅・草流・芙蓉・安清)
彫り上がりました!!

と言いたいところですが、なかなか思うようには

なってくれない蜀紅書です。

表面が終わり、裏面の彫りをやっていますが、

なかなかどうして難敵です。

あまりに苦労するので、印刀の研ぎ角度を変更しました。

ところが、今度は切れすぎで、勝手が違い過ぎます。

結局、感覚を掴むまでにまた一苦労してしまいました。

印刀は鋭角に研げば研ぐほど切れ味が増しますが、

その一方で「欠け」やすくなります。

パチッという音は、刃先が折れる音です。

こうなると、作業効率が下がってしまうので、

小生なりの、適度な研ぎ具合というのがあります。

どこまで行っても楽させてくれないのが駒づくりです。

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