駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

蜀紅書 Round2 ~その5~

2011年06月07日 | 大阪駒(蜀紅・草流・芙蓉・安清)
シリーズでお伝えしております蜀紅書です。

全ての歩兵と香車を彫り終え、桂馬の制作に入っています。

納期に未だ余裕がるので、丁寧に作れます。

蜀紅書の中で、一番お気に入りなのがこの桂馬です。

特に桂馬の「木ヘン」と、

「圭」の字のタテ棒の部分(=一番太いところ)

を彫るのが好きです。

印刀を一気にグイっと入れて、

断面の鋭さを出す様に心がけています。

▲3七桂馬!!と指した時に

パチン!!と良い音がして、

同時に深彫り部分が

キラッ!!と輝く様に作りたいと思います。

(完全に自分の世界に入っていますので、

テキトーに流して下さい)

妄想ついでに言いますと、

この蜀紅は「弁慶」の様な

屈強な男性に似合う駒をイメージしています。

剛直な感じを出したいと思います。

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* 被災地の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。    *
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