駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

天童上彫り物語り ~その21~

2012年08月26日 | 天童楷書
ご縁がありまして小生のところへ

1組天童上彫り駒が参りました。

使い込まれ褐色になっています。

使われてこそ将棋駒!ですね。

カチカチと木目の詰まった本黄楊

特有の音がします。

クリーニングしてみないと分かりませんが、

産地は薩摩ではなく、御蔵島かと思います。



天童上彫り駒には珍しく漆書きの銘が入っています。

おそらく当時はそれなりの値段で売られていたのでしょう。

ところで、「栄山」ってどなたでしょうね。

いつもの様にググってみました。

⇒天童駒職人

伊藤栄太郎師ですね。

ご専門は書き駒の様ですが、

この彫駒も素朴でいい味出してますね。

*******************
いつもご覧頂きありがとうございます。 
駒作りのアイディア募集中です。    
ご意見・ご感想お寄せ頂ければ幸いです。
*******************

☆読み終わりました印にポチっとお願いします☆
   ↓
にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へにほんブログ村





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする