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将棋駒作家のつぶやき

女流ABEMAトーナメント

2021年10月18日 | 指す将棋
これは面白い。

プロよりは自分のレベルに近い女流の将棋は

昔から好きで、観るだけでなく、

棋譜を並べたりして楽しんでいましたが、

それをスマホで観られる時代なんですね。

ご覧になられると分かりますが、

持ち時間5分、1手指すごとに5秒が加算されるという、

チェスではメジャーなフィッシャールールを採用していますので、

今までにないスピード感を楽しめます。

悪手、疑問手が頻繁に出現する人間らしい将棋が観られる、

そこがこの番組の良いところだと思います。


学生だったころ、将棋道場の端っこで強い人たちが、

1局、10分切れ負けの「真剣」をやっていて、

よく、それを閉店まで観てました。

そこで繰り広げられている将棋は、

それまで自分が学んできたヘナチョコ将棋とは明らかに質が異なり、

将棋というより勝負と表現した方がぴったりで、

若かった自分を大いに魅了しました。

外ウマとか言ったかな?

周囲の人たちもどちらが勝つか賭けをしており(多分これも違法)、

貧乏学生だったので観ているだけでしたが、

熱気あふれるその雰囲気が好きでした。

女流棋士たちが繰り広げるABEMAの将棋は、

当然お金は懸っていませんが、将棋は真剣そのもので、

私が好きだったあの将棋を久しぶりに観た気がしました。

ご覧になるには980円/月必要ですが、

ABEMA・TVは将棋界の発展に多大な貢献してくれており、

私は気持ちよく払わせて頂きました。

⇒女流ABEMAトーナメント















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