漆塗りの箱の中のものをつつくケン、ナツ。(一体何が入っているのか・・・)
その箱を開けて手を出した元料理頭の井上が指をかまれたらしく
「助けてくれ~、ケン助けてくれ~」と騒いでいた。
ケンは見ぬふりしていたか?
その箱の中身を足利将軍に献上。
それを料理するケン。
将軍に出来上がった料理を差し出すと、美味しそうに召し上がった。
しかし肉を食べられた後に箱の中身を見せると、激怒した。
箱の中身はカメ(実際はスッポンだったけど・・・)
なぜ足利義昭が怒ったか・・・
1570年に元号を元亀と変更するほど、カメを崇高していた将軍だった。
それを食べさせるとは・・・
信長がそれを持たせたのでケンはそれを料理しただけ。
明智光秀の策略でもあったのか?
将軍を怒らせて室町幕府を倒すというねらいだった。
二条城を出た足利義昭が槙島城に本陣を構える
そのすきに信長は二条城を制圧。
槙島城へ信長の軍が押し寄せた。
将軍は納屋に自分の子(赤ん坊)と共に隠れていた。
ケンが将軍のために料理を作りたいと信長に申し出る。
ハイ、料理の完成
ケンは納屋に入り「夕餉をお持ちしました」と差し出す。
「スッポンのすき焼き」 また豪勢な・・・
「「元亀」をなくすためにも食べて下さい。生きて欲しいと願って作りました」
とケンは将軍を諭すように言った。
将軍は泣きながらスッポン食べたよ~
ケンの気持ちわかってくれたかな~
足利義昭は自分の子供共々京から追放された。
明智光秀とケンは何やら腹のさぐりあい?
信長は新しい元号を「天正」とすることを帝に申し上げる。
「うりと柚子のカクテル」を信長に飲ませるケン。
浅井・朝倉を崩壊させる算段がはじまる。
「料理で懐柔させろ」ということらしい。
浅井長政の重臣阿閉貞征(あつじさだゆき)を説得するためケンは出向く。
(懐柔のため料理を作る)
阿閉役には西岡徳馬、息子貞秀役にはなんとキスマイの千賀君。
なんだか鬘が似合わない。やはり普通に役者さん使った方が良かったのかも
「鶏の北京ダック」や「鴨のすき焼き楓」などを食べてもらう。
(信長様がどんな人柄か知ってもらうために・・・)
阿閉貞征はケンの料理を食べて「美味!」だと言う。
(貞秀もケンの料理を食べた)
息子の貞秀が「織田につきましょう」と父親を説得する。
さすがに阿閉もケンの料理で心が動かされた。
1573年信長が動き始めた。
「浅井氏の真意を確かめろ」とまた難題をケンにふる。
料理で人の心を動かせるってかなり腕のいいシェフなんだね
最初はどうなるかと思ったけど・・・(来週が最終回だけど・・・)
平成の世にケンは戻って来られるのだろうか。
光秀は本能寺の変を起こして失脚するのだろうか。
どこまで史実を盛り込めるか楽しみだけど・・・
しかし阿閉貞征なる人物は全然知らなかった。浅井長政の重臣だったなんて・・・
こいいう人がいたから浅井長政も自分の居城を持てていたんだね。(山本山城)