陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

2日「テセウスの船」

2020-02-02 22:11:53 | Weblog
 心は警察から佐野家に帰ってくる。
夕飯時、電話かかってきて妻和子が出るが「間違い電話みたい」と
口を濁していた。また少しすると電話がかかってくる。心が電話口に出ると、
「おまえはここから出て行け~」と声が聞こえた。
文吾が思わず電話線の元を引き抜いた。
どうも昼間から嫌がらせの電話が続いていたらしい。
学校でも友達から嫌がらせを受けたと長男が言っていた。
心は申し訳ないと頭を下げていると、いつの間にか文吾が浴衣姿に変わっていた。
なんとアントニオ猪木の真似をして腹踊りした😲
子供達を笑わせることが大好きみたい。こっちまでホッコリした😊 

平成元年1月19日
朝、学校の校門の柱に不気味な絵が掲げられていて子供達がワイワイ騒いでいた。
途方にくれる心は絵を外して自分で持っていた。
心は長谷川の付き合っていた佐々木のりこに話を聞くべく訪れたが拒否された。
すずは防犯ブザーを文吾から渡されていた。何かあったら使うんだぞというつもりで渡したが、別の意味で練習していた。
すずに何かあったら困ると泣いていた文吾。家族愛が素晴らしいな~。

同年1月20日
朝、担当するクラスへ出向くとジュースを分けていた。
心は「飲むな~!」と叫んでジュースを回収していたが一人が飲んでいた。
「大丈夫か?」と聞いたが「何でもないよ」と平気な顔をしていた。
ジュースを警察に持って行ったかどうか知らないが、駐在所で文吾から
「毒は入っていなかった」と結果だけ聞かされた。
どうやらジュースでの毒殺はなかったということだ。
心は一人で抱えていることに苦しくなり文吾に自分のことを話す。
児童21人が殺されることを、それも「あなたが犯人です」と打ち明けた。
死刑判決を受けるところまで話していた。「家族のことをなぜそこまで知ってる?」
と文吾は聞いてきた。
「僕はあなたの息子だから、今お腹にいるあの子が僕です」と。
心は泣きながらすべて打ち明けた。文吾を助けたい一心で・・・
しかし二人は話しているうちにケンカになり文吾は「ここから出て行け~!」と叫んでしまったので、追い出されてしまった心。行く所もなくなってしまった。
夜、心は刑事を呼び出した。刑事は「知っていることを教えてくれたら、
自分の知っていることを教えてもいい」と言ってくれた。
一応未来から来たことを話し、文吾のこと、家族のことも話した。
自分の胸に納めておくと言うが。少し信用してくれたってこと?
「一人で動くな!」とは言われていた心。

同年1月21日
刑事と一緒に雪山から沢に向かって捜査したが何も見つからなかった。
学校に寝泊まりすることにした心。
刑事が運転していた車が少し動いて止まった。刑事車外に出たけど・・・

同年1月22日
朝目覚めると心のそばに不気味な絵が置いてあった。
それを見てその場所に見覚えがあった心。
文吾に電話をしようと必死だが全然つながらない。(先日文吾切っちゃったからね)
刑事が文吾に無線の方で連絡してきた。心の所に行くように頼んだ。
心は雪が降る中駆け足で神社に急ぐ。狐の置かれた祠に向かって走って行った。
心が辺りを見回すと小さな物が目に入った。近寄ると瓶が雪に少し埋まっていた。「青酸カリだ!」と言った途端、押された?
心が気がつくと階段の下で倒れていた。しかも右手のひらに傷を負っていた。
(瓶で傷ついた?)瓶は粉々に割れていた。そこへ文吾が来る。
文吾は「この間は悪かった」と謝っていた。文吾は心の手のひらにハンカチ巻いて
応急処置をしてくれた。「大切な家族だ」と言われて心は涙を流す。
この後文吾一人でその場を離れていく。吹雪が急に舞うと心の耳に違和感が・・・
耳を塞ぎながら文吾の名前を呼び続けていた。またその場に倒れた?
気がつくと同じ場所だったが吹雪もなく雪も少ない。
学校に行ってみると、『慰霊碑』と書かれた石碑しか見当たらなかった。
思わずスマホを手にして中を覗く。小学校の児童21人の殺人事件のニュースが
載っていた。これを見てがっかりするが、犯人の家族のことが書かれているところ
を覗くと、「妻和子、長男死亡」と書かれていた。
それを見て心はもっと落胆してしまった。

いやはやなんとも凄い話になってしまった。
誰が犯人なのか全然わからなくなってしまった。
あの刑事(ユースケサンタマリア)がどうなったのかな~。
心は現在に戻ったのかどうか?それとも結婚する前まで戻ったのか?来週が楽しみ。
(私にはどうしても吹雪をタイムスリップに使われるのは納得出来なくて・・・😬
コメント
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