<18年ぶりの映画主演となる石橋蓮司が、冴えない小説家と伝説の殺し屋と
いう2つの顔をもつ主人公を演じる。ハードボイルドを気取る小説家の
市川進。まったく原稿が採用されない時代遅れの作家である市川には
伝説の殺し屋・サイレントキラーというもう1つの顔があった。しかし、
彼は一度も人を撃ったことがなく、旧友である石田から依頼を受け、標的の
行動をリサーチするだけだった。しかし、石田が中国系のヒットマンから
命を狙われたことから、市川にも身の危険が迫る。石橋のほか、大楠道代、
岸部一徳、桃井かおりと日本映画界を支えるベテラン俳優陣が顔をそろえる。
映画.comより>
なかなかユニークな作品だった。
伝統殺し屋?違うんだな~。あらすじにも書いてあるが、標的の相手を
リサーチして石田(岸部一徳)から金をもらう。
殺しを請け負うのはまた別人(妻夫木)。またこの男性は好きな女性が
出来て最後は殺しはしないと言ってきた。
中国系のヒットマンを殺すために拳銃を市川は調達したものの・・・
中国系の殺し屋は実は関西人?とは笑えた。
あんな顔してダマしてたいたのね。柄本明さんがヤクザの親分役。
ヤクザがヒットマンお抱えって?
市川の奥さん役大楠道代との毎朝のやりとりが面白かったし、
桃井かおりの悪のかおりを持つ雰囲気はさすが。でもなぜかいつもの
桃井節が出ていて笑ってしまった。
大御所さん達の濃厚な演技に見とれた。市川の家で普段と殺し屋の顔が
全然違う所が凄くよかった。殺し屋の格好が様になっていてやはり格好いい
役者さんだな~。
殺し屋だが拳銃は発砲しないのにお互い見つめている間の緊張感があって・・・その後の厳ついマスターが間を割って止めていた。
ヒットマンの拳銃を奪ったマスターも手が震えていて・・・😁
それを見てヒットマン逃げていったから・・・緊張感を彼がガラッと
変えてしまった。いいとこ全部マスターが持っていっちゃったからね~。
最初に殺された堀部圭亮、市川の仲間妻夫木聡、不動産投資詐欺師役
江口洋介(殺される)、本の編集者の佐藤浩市、柄本佑など演技派揃い。
エンターテインメント性大だね。
トヨエツ出ていたの?まさか関西弁のあのヒットマン?
わからなかったけど・・・かなり顔塗ったくったか独特の顔に張り持たせた?
こういう映画もいいね。面白かった。時間ある方はどうぞ。お勧めです。