小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

2017-11-23 18:43:18 | 日記

       29.11.24      礼                 NO.1718   

 日本古来の武道は礼に始まり礼に終わる。 どんなに憎い相手だって・どんなに激しい戦

いを演じたってです。 どんなに強い選手だっていつかは負ける日が来ます。  戦いは時

の運ということもある。

だから敗者の心中を慮って戦いに勝ってもガッツポーズなどしないものです。

そういうことは相手にとって失礼だし、観客に対しても非礼でもあります。

でも、最近は多くの競技で勝者が恥じらいもなくガッツポーズをし、大きく飛び上がって大袈

裟な喜びを表しています。  武道の端くれを嗜んだ者としてはいささか不満です。

商売だってそうでしょう。   儲かったからと言って大袈裟に喜ぶ人はいつか泣きを見ることに

なる。  高級外車を乗り回したり・大きくてド派手な自社ビルをこれ見よがしに建てたり・中に

はヨットなんか買って顧客に見せびらかしているような人もいる。

満つれば欠けるは世の習い、落ち目になったら人に笑われるだけ。

コメント
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