R 04.03.20 家庭内事故 NO.3428
〇 高齢者の家庭内事故による死者の記録がある。
転倒・転落・・・8800人 不慮の窒息・・・8000人
ヒートショックなど 溺死・溺水・・・7100人 風呂など
計 23,900人 2018年消費者庁
自宅は、若いころの身体と違って、段差がたくさんあるなるなど、高齢
者に取っては住みにくい構造になっているために起こる事故です。
高齢者は遭遇する事故の77%が自宅という。
1年でこれだけの人が亡くなるというのに、建築基準法ではそういう配
慮なされていない。
死者数がこれだけということは、事故により寝た切りになったり・要介
護になる人はその何倍もある。
仮に薬剤の副作用でこれだけの人がなくなれば、大騒ぎになることはい
なることは間違いない。
高齢者が自宅で尊厳を守って暮らしたい気持ちはわからないでないが、
そのために事故死したのではたまらない。
必ずしも高齢者施設が良いとは限らないが、自活できにくくなったら、
早めにいい施設を見つけて住替えを検討するのもありなのかとも思う。
*「年寄りは集まって住め」川口雅裕著を参考にしました。