R,06.11.16 破 産 NO,4335
そろばんを習った当初、「ごわさんでねがいましては・・」という意味が解らなかったけど、
そろばん上にある珠をすべて消し去るとだとわかった。
後になって「ゴワサン」は、ご破算…つまり資産も借金もすべてゼロから出直し、
という意味であると知った。
その「ご破算」平成15年には25万件あったが、令和4年には8万件に減っている。
政治がよくなったとは思えないが、いい傾向にあることは違いない。
R,06.11.16 破 産 NO,4335
そろばんを習った当初、「ごわさんでねがいましては・・」という意味が解らなかったけど、
そろばん上にある珠をすべて消し去るとだとわかった。
後になって「ゴワサン」は、ご破算…つまり資産も借金もすべてゼロから出直し、
という意味であると知った。
その「ご破算」平成15年には25万件あったが、令和4年には8万件に減っている。
政治がよくなったとは思えないが、いい傾向にあることは違いない。
R,06,11,15 病 NO,4334
中曽根康弘が総理大臣だった頃、広島の原爆病院を訪れた際に、慰めのつもりで
言ったのだろうが「病は気からと言いますから…」と言って、顰蹙を買った。
当たり前だが、なんで原爆病が「気」からなんだ!
このように一般的に使われている言葉でも、時と場合によってはとんでもないない
間違いを起こすことがある。
「死んだ子の歳を数えても仕方がない」というのも当事者にとっては残酷な話だ。
慣用句にも気を付けたい。
R.06.11.14 食らわんか船 NO,4333
くらうは「食う」で、食わんかえ!は、高慢ちきに・投げやりに人に言いつける乱暴な言葉だ。
そういう名称の物売り船が昔あったし、今でも枚方あたりに同じ名称のレストランがある。
その昔、大阪城落城の時、家康の孫娘「千姫」の救出に尽力した船頭が、のちにお上の特別の
計らいで、船旅で上下する旅人食事など販売する特権を与えられ「売ってやる」
「食わせた多やる」式の高慢ちきな商売をやった軌跡だ。
「奢る平氏は久しからず」で長続きはしなかったのだろう。
人はいくら財を成しても、どんな高い地位についても「謙虚」が必要だろう。
R.06.11.13 長 良 橋 NO,4332
淀川にかかる長良橋という橋がある。 江戸時代には大雨に何度も流されて消失した。
ある時、橋の建設に際して「川の神に(人柱)として、生きたままの人身を
(生き埋めして)ささげないといけない」と提案された。 じゃあ誰がその人柱になる
のかということになって、結局は言いだし兵衛の男がそうならざるを得なくなった。
その娘は、それ以来そのショックで口がきけなくなった。
娘が嫁ぐときにその長良橋を籠で渡った。
供の者に一枚の短冊をさしだした。 そこに書かれていた言葉は「もの言わじ
父は長柄の人柱 雉も鳴かねば 撃たれぬものを」だった余計なことは言わない方がいい。
R,06,11,12 目 安 NO,4331
「目安」と言えば大まかな目標でしょう。 「吟味」と言えば試しという意味でしょう。
しかしこれらのことばは、江戸時時代には違った意味で用いられていました。
「目安もの」と言えば 民事訴訟をさし「吟味もの」と言えば刑事訴訟をさしました。
今の弁護士は「代言人」で、今の司法書士は・行政書士を「代書人」と言った。
代言人・代書人の地位は低く、裁判官と検事役を兼ねた奉行が強かったので、
公正な裁判など期待できなかった。 今でもそうだけれど。 「自白が証拠の王」ということで、
拷問は合法的だった。 袴田裁判に思う。