保育園の遠足です。
毎年恒例?上野動物園。
去年初参加しました。
去年は、ヤフオクで落としたばかりのPENTAX Qと、EF-S 55-250mm F4.0-5.6 ISを持ってゆきました。
去年は、三脚を持ってゆかず、手持ち撮影でした。
が、案の定、手ぶれの嵐でした。
また、焦点距離が長過ぎて、欲しい絵を固定することができず、よって、マニュアルで行うピント合わせも多いに外しまくりました。
というのも、1/2.3型センサーのPENTAX QにEF-S 55-250mm F4.0-5.6 ISをつけた場合の焦点距離はフルサイズ換算で300-1,375mm相当の超望遠になるからです。
今年はそれを鑑(かんが)み、三脚とリモコンレリーズに加え、天体撮影用に手に入れた微動雲台を持ってゆきました。
ビクセンの微動雲台。
三脚の上に乗せて使います。
今回の撮影のように焦点距離が長い(最大1,375mm相当)撮影の場合、三脚のみでは構図の微調整が難しいので、つまみを回して左右上下に微動調節できるコレがあるととても便利なんです。
遠足なのでまずは引率業務が最優先です。
今年の上野動物園は去年よりものすごく混んでいて、先導する先生も大変、ついてゆくこちらも大変。
でも幸い、迷子になる子もおらず、無事昼食をとる場所にたどり着くことができました。
昼食を食べて解散です。
さて、それでは、参りましょうか。
昼食をとった場所のすぐ隣にある猿山へ。
いやぁ、手持ちと違って楽チン楽チン。
微動雲台で細かい構図をいじれるので、これも楽チン。
猿たちが暑い日差しを避けて、日陰に入っているので、シャッター速度を稼げない状況ではますます、三脚+微動雲台+リモコンが活きます。
子どもづれ。
被写体までの距離は10m弱?
なんせ、相手は猿山にいるわけですから、そんなに近づけるわけではありません。
それでいて、この絵ですから、PENTAX Qは偉大だと思います。
画質については1/2.3型センサーということもあり、ほめられたものではありませんが、たったの2万円で手にできる機材が叩き出している絵だとはとても思えない。
撮っていて、とても楽しい。
けど、やはり撮っているうちに欲も頭をもたげてきます。
PENTAX Q7が欲しいなぁ。
1/1.7型センサーになれば、画質はワンランク上になります。
少しはフォトレタッチ耐性も上がります。
焦点距離は5.5倍から4.6倍に下がりますが、この楽しさはそんなに変わらないでしょう。
マニュアルフォーカスであること、絞り開放のみであることを考えても、楽しすぎる。
マニュアルフォーカスについては、すぐに慣れます。
もちろん、ピンを外すことは多々ありますが。
絞りについては、例え絞れるという選択肢があっても、シャッター速度が落ちてしまうことを考えると、結局開放での撮影が多くなるのではないかと思います。
もちろん、この機材、被写体を選びます。
動きの多い被写体は苦手です。
この日のキリンはゆったりとですが、常に動いていたので、写すのが非常に難しかった。
オリの枠の関係で、写せるタイミングがかなり限られたというのもありますが。
ゆったりとであっても、動き続けられると、ズームリングを調整しながら、ピントを合わせ、レリーズを切るのはかなり慣れが必要です。
今回はまともなキリンを1枚も撮れず。
PENTAX Q + EF-S 55-250mm F4.0-5.6 ISだけで、上野動物園で一日暇しないで過ごせそうです。
いずれ、独りで来たいなぁ。。。とか言ってみたりして。。。