電動赤道儀購入を検討するにあたり、迫られたのが、極軸の合わせ方の勉強です。
特にEQ6proに関しては、インターネットで検索していて、極軸合わせになんらかの苦労されている方々が少なくない印象を受けました。
この一年間、いろいろ試したのですが、僕の場合は、以下のような方法に行き着きました。
EQ6proの極軸望遠鏡を覗いたときにみえる図柄です。
EQ6proの赤経軸を回すと、中心にある十字の交点を中心に画面が回転します。
中心にある十字の交点に天の北極が来るように調整するのが極軸合わせです。
天の北極の周りを北極星が回っている。
「Polaris表示のある小さな円」(以下、「円(Polaris)」と表記)の中に北極星(Polaris)を持ってくれば、極軸が大まかに合うようにEQ6proの極軸望遠鏡はできている。
赤道儀のセットアップをするときに、「この円(Polaris)をどこに配置するか」が、赤道儀初心者の最初のハードルなのだ。
以下、猫五郎流、EQ6proの極軸合わせ。
「手順その1」
まず円(Polaris)を画面真上に来るように調整します。
十字の縦線が垂直になるようにします。
日中に遠くの建物を見て、その外壁と十字の縦線を合わせて垂直にします。
(複数の建物で行うことが好ましい)
これができた状態が、上の写真です。
「手順その2」
円(Polaris)が画面真上に来るところで、赤経目盛りのゼロを固定します。
そのとき、EQ6proはこんな感じになります。
「手順その3」
スマホに極軸合わせ支援アプリを入れます。
僕はiPhoneなので、Scope helpというアプリを使っています。
このアプリ、スマホのGPS情報(緯度、経度、時刻)を使って、北極星の位置を教えてくれます。
Scope helpの外周目盛りとEQ6proの赤経目盛りは同じスケールです。
なので、Scope helpが指し示す北極星の位置に、円(Polaris)をEQ6proの赤経軸を回して合わせます。
「手順その4」
円(Polaris)の中心に手早く、北極星を導入します。
「手順その5」
「手順その4」で、極軸はほとんど合います。
僕の場合、GINJI-250FNにAPS-Cの一眼レフをつけているので、焦点距離 1,600mm相当ですが、ノータッチガイドでも1分間くらいの撮影ならこれだけでけっこうイケます。
必要があればこのあと、ドリフト法でさらに極軸を追い込みます。
(2014/12/07追記 オートガイド撮影を始めてから、この方法で、何時間経っても円(Polaris)の中心に北極星が居続けてくれることが多くなりました。)
以上です。
よろしければお教え願いたいのですが・・・
が、僕のEQ6では、やはりブログに載せた通りの結果となりました。
同じEQ6なら、同じ結果になるはずなのですが。。。
レチクルパターンを移動させることができるのかどうか、僕は知りませんが、移動させることが可能だったとしても、どれだけ移動させればよいか、それがわからないので、下手にいじらない方がいいような気もします。
ただ、ポラリスの○が上にあるときのEQ6の向きがどこを向いていようと、極軸合わせをするだけであれば問題はないと言えるかもしれません。
ただ、極軸を合わせたあとに、ホームポジションを取らせてから、目標天体の導入がどうなるか、ちょっと気になるところです。
赤経方向にだけ、目標天体を大きく外したとしたら、レチクルパターンが設計通りに設置されていない可能性があると思います。
その場合は、初期不良ということになるかと思います。
もし、目標天体をスムーズに導入できたとするならば、コントローラーのプログラムの変更に伴い、レチクルパターンの角度を変更したこともあり得るかもしれません。
僕も素人に毛が生えた程度なので、間違ったことを言っているかもしれません。
ポラリスマークを真上にしたときに、EQ6がどのような角度で傾いていようと、僕が解説した方法で極軸だけは合わせられるはずなので、あとは目標天体をうまく導入できるかどうか、試してみてください。
それでうまく行くか、行かないかを見てみて、それからその後の対応を考えてみてはいかがでしょうか?
明快な回答ができず、申し訳ないです。
僕もまだ素人に毛が生えた程度なもので。。。(^_^;)
色々有難うございました。これからも時々訪問させていただきます。
そして、手を出してはいけない世界へようこそ!
金が飛んで行きますよ~!
恋人(もしくは伴侶)が、ブーブー言いますよ~!
それでもやめられないから困ったもんだ(^_^;)
お互い、精一杯楽しみましょう(=゜ω゜)ノ