島に来て二日目です。
天気は良好。
しかし、昨夜の内に台風は「非常に強い」から「猛烈な」に変わっていました。
中心気圧が一時的に900hPaを切りました。
半端ない大きさです。
おそらく今日中に高速船は動かなくなるだろうとの宿の人の話。
フェリーは動きそうだが、明日は微妙な感じ。
同宿の人たちはほとんどが今日、島を離れることに決めた模様。
さて、どうするか。
フェリーは16:00なので、まだ考える時間はあります。
まずは阿波連の浜辺へ。
阿波連の海で泳ぐなら、社会的事情から朝8時までと決めていました。
ところが、そこは家族行動。
あっけなくその時刻を過ぎ、浜辺についたのは9時前。
もう限定的な泳ぎしかできません。
確かに波は静かなのですが、水の透明度が悪い。
もともと阿波連の海は透明度がそんなによくなのですが、今回のはかなり悪く、正直写真にならない。
そうそうに切り上げました。
あとから宿のご主人に聞いた話ですが、阿波連の海は台風16号以来、透明度が低い状態が続いていたようです。
妻と子どもを車に乗せ、お決まりのスポットへ。
これを見てもらうために渡嘉敷にきたんです。
相変わらず美しい。
その足で次は渡嘉志久ビーチへ。
相変わらず美しい。
これを見てもらうために渡嘉敷に連れてきたんです。
ところが、過去に見たことのない海になっていました。
水がまったく透き通っていない。
前回の写真を参考にしてもらえばわかるのですが、同じ構図でも海が全然違います。
これは・・・阿波連と同じことになるかも知れない、と思いながら、再び海に入ります。
案の定、透明度が低くて写真に全くならない。
せめてウミガメと再開できまいかと90分ほど泳いだのですが、結局再開ならず。
泳ぎ終わったのが12時半頃。
さすがにそろそろ決断せねばなりません。
最新の天気図、台風情報、海をみた感じ、たぶん、明日のフェリーはギリギリ出ると、思う。
でも、微妙なのは、フェリーが16時だと言うこと。
午前中ならほぼ出ると思うが、夕方だと、出ない可能性を否定できない。
もし、明日のフェリーが出なかった場合、この夏休み中、ずっと台風の渡嘉敷島に缶詰。
まあ、もともとずっと渡嘉敷島で過ごす予定ではあったのですが。
それに、家族はともかく、僕は海に入れなくても少々の風なら山を存分に楽しめます。
しかし、15号、16号と足の遅い台風が続いていました。
最悪、一週間後もまだ船が出ない可能性がある。
つまり、夏休みの期間を過ぎても島を出られない可能性がある。
「まあ、それならそれでゆっくり休養させてもらうさ。」という考え方もある。
でも、職場に迷惑をかけるのは社会人として・・・・。
いろいろ悩んだあげく、島を離れることにしました。
はぁ。。。
この、なにもない、ただ美しいだけの島で、家族には何もしない贅沢を味わってもらい、僕はその隙に海と山を存分に楽しむはずだったのですが。。。
わずか一泊で戻ることになろうとは・・・。
無念。。。
それはさておき、沖縄本島での予定を考えねばならない。
レンタカーも宿も取り直さなければならない。
予定をすべて白紙から考えなければならない。
自分一人ならいっっっくらでも楽しむ方法があるのですが、百歩譲って妻はともかく、2歳の娘がいる。。。
これは僕にとってハードルの高いエスコートになります。
幸いというか、僕の娘だけあって、歩くことは大好きな子なのですが、2歳児に歩けるコースとなるとかなり限定されます。
さて、どうしようか。
なにはともあれ、北へ向かうことは決まっています。
沖縄本島なんですから、しかも、渡嘉敷のフィールドを逃した今、気持ち的にそれだけは動かし難い。
そして、フェリーが17時過ぎにとまりんに入る以上、行けるとしても備瀬のフクギ並木が限界でしょう。
今夜の宿はフクギ並木に決定!
あとは宿を探すのみ!
幸い、以前お世話になった古びた宿が一部屋空いてました。
フクギ並木でやりたいことがありました。
それは、夜間、薙いだ海・船・月・伊江島を一画面に納めることです。
以前、GX100で撮影したことがあるのですが、所詮コンデジです。
一眼を手にした今、撮り直してみたい気持ちがあったのです。
中秋の名月に向けて月が満ちてきています。
チャンスです。
AM1時過ぎにチャンスは訪れました。
不覚を取りました。
僕はまだまだ自分のレンズを使いこなせていない。
つーか、使い込む余裕がない。
夜間です。
伊江島にピントを合わせます。
「無限遠で良いだろう。」
根拠のない自信を持って、マニュアルフォーカスで無限遠に設定して撮影しました。
すべての作品がピンボケ写真になりました。
あんなに一生懸命撮影したのに。
下の写真は前回2009/07/07にコンデジGX100で撮影したものです。
ノイズが気になります。
やはり一眼でキレイに撮り直したい!
でも、今回の海はさすがにちょっと波立っていますね。
どのみち希望の写真は無理な状況だったのでしょう。
次の機会を待ちます。
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