7月5日(火)
利尻北麓野営場での朝。
午前3時半に起きる。もう薄明るい。
今日、念願の利尻岳1721m、通称利尻富士に登るのだ。
▲ 4時50分頃、登山道に入る。
こんな早朝からの出発は初めてだ。
登山口(3合目)の標高は200m余だから標高差で1500mある山。
コースタイムも10~11時間で、中級から上級者向けとなっている。
とにかく、早朝に出発すればいろいろ対応しやすいので早い出発にしたのだ。
▲ 4合目390m 野鳥の森。
朝日が差し込んできた。何の鳥かは分からないが、さえずりが聞こえてくる。
このあたりまでは、傾斜も緩い山道がずっと続いて自然とウォーミングアップになった。
富士というだけあって裾野が長い感じだ。
▲ 6合目760m 第一見晴台に到着。
鴛泊港に近い山、ポン山444m が手前に見えるが、それ以下は雲海にさえぎられて見えない。
ワイド画面では、
PC用
スマホ用
さあ、さらに登ろう。
▲ ハイマツの間をぬうように登っていく。
道すがら見かけたお花
1
▲ ゴゼンタチバナ(左右)静かな感じの白い花が印象的
2
▲ (左)コケモモ (右)エゾオグルマ
▲ 8合目1216m、長官山に到着! 7:55AM
目の前には、利尻岳の山頂が見えてくる。
利尻富士町の登山注意書きには、8合目に11時までに到着しなければ下山することと書いてある。
ただいま8時だから、余裕のバッファが3時間もある(笑)。
ここまでくると一安心だ。
新しい登山靴に、あたる箇所が出てきているが、まあなんとか持つだろう。
再度、下界のワイド画面
PC用
スマホ用
だいぶ、雲海がとれてきた。
海も雲の合間に見えてきた。
3
▲ (左)チシマフウロ 千島風露 (右)不詳
4
▲ (左)ミソガワソウ 味噌川草
(右)ウコンウツギ 鬱金空木 バニラ色が甘い感じでよかった。あちこちにあった。
▲ この尾根伝いに登っていくのだな。
がんばろう。
▲ 下界を眺める。
5
▲ シラゲキクバクワガタ ブルーの花に白いヒゲが長いのが気に入った。
▲ 9合目到着。1410m
ここからが正念場か(笑)。
まだ300mも登る。
お花も9合目から増えると書いてある。
6
▲ (左)ハクサンチドリ (右)チシマフウロ
7
▲ (左)不詳 (右)キバナノコマノツメ
なるほど。
▲ 下を見ると、遠く鴛泊港にフェリーが出ていくのが小さく見えたので、ズーム。
8
崩壊しかかっているガレ場にきた。
▲ 裾野から見ても茶色くえぐられている箇所だ。
雪庇のように、登山道の下部が削れている。
いつまで持つか心配なことだ。
▲ 頂上まであと少し。
▲ もうそこだ。
急登が続くのだが、今までの山の山頂近くの急登と比べてそんなにしんどいものではなかった。
足場のズレ落ちは気をつけなければならないが、新しい靴なので(笑)。
▲ 利尻岳登頂!! 10時ごろ。
約5時間たっていた。順調かな。
この山は、ほかの方も特別な思いと決意を込めて登ってきたのだろう。
「おめでとう」とグループ内で言い合う人が多かった。
ボクは自分に、「よくやった」とつぶやいた。
(けどこのスタイルはなんじゃ)
▲ そのあと、みんなも写真撮影に忙しい。
それでは、どんな景色だったのか。
右の方から。
▲ 北海道の方向。
サロベツ湿原だと思われる平地が横に広がっている。。
その背後に、
▲ 遠く向こうには、ぽつぽつと黒いとんがりが見える。
ズームしてみると、山。
大雪山とかが見えるのだとか。
それ以外は山脈が見えず、さすがに平らな北海道だ。
▲ さらに左に目をそらすと、稚内、宗谷岬等の北海道の北端が黒く目に入る。
ワイド画面では
PC用
スマホ用
さらに左に目をやると
▲ 礼文島が見える。
礼文島の下部はまだ雲がかかっている。
礼文島方向のワイド画面
PC用
スマホ用
昼食も食べて、1時間ほど頂上からの地球状の眺めを楽しんでいた。
団体さんのガイドが、「11時に下山しまーす」と叫んでいたので、その前に降りた。
▲ 頂上を見やる。
平標山でいっぱい咲いていた、ハクサンイチゲがここでも咲いていた。
▲ 8合目の長官山まで降りて、利尻岳を見上げる。
ここからの眺めが一番綺麗だな。
もう、間違いなく懇情の別れになるだろう・・
でも、良かった。
本当に良かった、登れて。
▲ 3時ごろに戻ってきた。
ほぼ10時間の山行になった。
deco さんが迎えにきていた。
すみませんね。
おまたせしました、無事生還です。
▲ 登っているときは、暑くて長袖シャツを脱いでTシャツだけになりたかったが。
おそらく頂上では20度以下であったことは間違いなく、夏山としては気持ちよく登れた。
すみませんね、内地のかた。
▲ Harmony ちゃん、帰ってきたよ。
とうとうやったよ。
利尻北麓野営場での朝。
午前3時半に起きる。もう薄明るい。
今日、念願の利尻岳1721m、通称利尻富士に登るのだ。
▲ 4時50分頃、登山道に入る。
こんな早朝からの出発は初めてだ。
登山口(3合目)の標高は200m余だから標高差で1500mある山。
コースタイムも10~11時間で、中級から上級者向けとなっている。
とにかく、早朝に出発すればいろいろ対応しやすいので早い出発にしたのだ。
▲ 4合目390m 野鳥の森。
朝日が差し込んできた。何の鳥かは分からないが、さえずりが聞こえてくる。
このあたりまでは、傾斜も緩い山道がずっと続いて自然とウォーミングアップになった。
富士というだけあって裾野が長い感じだ。
▲ 6合目760m 第一見晴台に到着。
鴛泊港に近い山、ポン山444m が手前に見えるが、それ以下は雲海にさえぎられて見えない。
ワイド画面では、
PC用
スマホ用
さあ、さらに登ろう。
▲ ハイマツの間をぬうように登っていく。
道すがら見かけたお花
1
▲ ゴゼンタチバナ(左右)静かな感じの白い花が印象的
2
▲ (左)コケモモ (右)エゾオグルマ
▲ 8合目1216m、長官山に到着! 7:55AM
目の前には、利尻岳の山頂が見えてくる。
利尻富士町の登山注意書きには、8合目に11時までに到着しなければ下山することと書いてある。
ただいま8時だから、余裕のバッファが3時間もある(笑)。
ここまでくると一安心だ。
新しい登山靴に、あたる箇所が出てきているが、まあなんとか持つだろう。
再度、下界のワイド画面
PC用
スマホ用
だいぶ、雲海がとれてきた。
海も雲の合間に見えてきた。
3
▲ (左)チシマフウロ 千島風露 (右)不詳
4
▲ (左)ミソガワソウ 味噌川草
(右)ウコンウツギ 鬱金空木 バニラ色が甘い感じでよかった。あちこちにあった。
▲ この尾根伝いに登っていくのだな。
がんばろう。
▲ 下界を眺める。
5
▲ シラゲキクバクワガタ ブルーの花に白いヒゲが長いのが気に入った。
▲ 9合目到着。1410m
ここからが正念場か(笑)。
まだ300mも登る。
お花も9合目から増えると書いてある。
6
▲ (左)ハクサンチドリ (右)チシマフウロ
7
▲ (左)不詳 (右)キバナノコマノツメ
なるほど。
▲ 下を見ると、遠く鴛泊港にフェリーが出ていくのが小さく見えたので、ズーム。
8
崩壊しかかっているガレ場にきた。
▲ 裾野から見ても茶色くえぐられている箇所だ。
雪庇のように、登山道の下部が削れている。
いつまで持つか心配なことだ。
▲ 頂上まであと少し。
▲ もうそこだ。
急登が続くのだが、今までの山の山頂近くの急登と比べてそんなにしんどいものではなかった。
足場のズレ落ちは気をつけなければならないが、新しい靴なので(笑)。
▲ 利尻岳登頂!! 10時ごろ。
約5時間たっていた。順調かな。
この山は、ほかの方も特別な思いと決意を込めて登ってきたのだろう。
「おめでとう」とグループ内で言い合う人が多かった。
ボクは自分に、「よくやった」とつぶやいた。
(けどこのスタイルはなんじゃ)
▲ そのあと、みんなも写真撮影に忙しい。
それでは、どんな景色だったのか。
右の方から。
▲ 北海道の方向。
サロベツ湿原だと思われる平地が横に広がっている。。
その背後に、
▲ 遠く向こうには、ぽつぽつと黒いとんがりが見える。
ズームしてみると、山。
大雪山とかが見えるのだとか。
それ以外は山脈が見えず、さすがに平らな北海道だ。
▲ さらに左に目をそらすと、稚内、宗谷岬等の北海道の北端が黒く目に入る。
ワイド画面では
PC用
スマホ用
さらに左に目をやると
▲ 礼文島が見える。
礼文島の下部はまだ雲がかかっている。
礼文島方向のワイド画面
PC用
スマホ用
昼食も食べて、1時間ほど頂上からの地球状の眺めを楽しんでいた。
団体さんのガイドが、「11時に下山しまーす」と叫んでいたので、その前に降りた。
▲ 頂上を見やる。
平標山でいっぱい咲いていた、ハクサンイチゲがここでも咲いていた。
▲ 8合目の長官山まで降りて、利尻岳を見上げる。
ここからの眺めが一番綺麗だな。
もう、間違いなく懇情の別れになるだろう・・
でも、良かった。
本当に良かった、登れて。
▲ 3時ごろに戻ってきた。
ほぼ10時間の山行になった。
deco さんが迎えにきていた。
すみませんね。
おまたせしました、無事生還です。
▲ 登っているときは、暑くて長袖シャツを脱いでTシャツだけになりたかったが。
おそらく頂上では20度以下であったことは間違いなく、夏山としては気持ちよく登れた。
すみませんね、内地のかた。
▲ Harmony ちゃん、帰ってきたよ。
とうとうやったよ。