青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

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志賀・横手山で1~ 春スキー? これはまだ冬スキーだ

2017年03月24日 23時55分43秒 | 同上 (スキー)
3月23日(木)

朝、薄明が遮光カーテンの隙間から感じられた・・・

うむむむ!
歓喜のうめき.(^^)





▲ この駐車場に来て4日目、ようやく暁光がさしてきたのだ。

予報では、午前中のみ少し晴れ間があるということだ。


8時45分からのリフト開始に一番乗り!
いや、正確にはどこかの生徒さんが多くて順番を譲ったが。

リフトの上から見回して、



▲ おおー、霧氷が綺麗だー。

この時期、まだ霧氷が見れるとは思わなかった。





▲ 霧氷が踊る。

これは白樺じゃなくて、紅葉がきれいなダケカンバかな。

薄茶の樹皮と、白い雪をまとった枝が、見事な色合いをかもし出している。

高地ならではのシーン。




▲ 陽が弱まると一転、周囲はモノトーンの世界に変わる。





▲ それに、ここはたいていのスキー場と違って、流行歌(古い!)をやかましく流さないから、静寂が支配する。
そして、こころは自然の中に溶け込んでいく・・・



徐々にリフトは高度を上げてきて、右側には



▲ 針葉樹の広がる高原状の山肌が。

これが志賀高原だ。いいねえ。



そして、後ろを振り返ると。



▲ ああ、あのとんがり、笠ヶ岳がやはり鎮座している。

笠ヶ岳2076m登ったこともあり、特別な思いがあるので、このレポでも何度も登場するがご容赦を。



乗り継ぎ最後の第三ペアリフト前の展望台に立って、下界を眺めると、



▲ 右には、今乗ってきた第二トリプルリフト、そして笠ヶ岳の全容が見える。

はるか向こうには、白いアルプスの山並みがうっすらと認められる。



天上へ行く最後のリフトを乗ると、



▲ 樹木には、風雪で雪が張り付いた樹氷ができている。

でも、ちょっともっこり感が今ひとつかな。



また、振り返ると



▲ 笠ヶ岳と、手前には樹氷が。


さらに手前に目を遣ると、小屋が見える。



▲ あの水色丸印は、いわゆる「のぞき」スポットにある横手山ドライブインだ。

うん、ここから長野市内の夜景を以前見たよ。はるかあの方向が夜景になるのか。


ドライブインをズームすると、



▲ ここだ、ここだ。

ここからこの夜景を見た。





感慨に耽っているうちに、リフトの終点まで来た。



▲ こりゃ氷の館みたいだ。

中も、一面に氷が張りついて。




▲ 終点の壁の案内板も凍り付いて。


ようこそ横手山へ
横手山頂ヒュッテ
CRUMPET CAFFE (雪で半分見えないが)





▲ 山頂のTV塔と施設も雪と氷でガチガチに。

この山頂2307mは、国内ゲレンデで最も高いからね。

生徒さんが集合写真を撮っている。

小学生、中学生、高校生 の数校がきょう横手山ゲレンデに来ているようだ。




▲ 山頂にある「横手山ヒュッテ」。

食料不足で(笑)、今朝はまだ朝食を食べていないので食べに入りたいが、まだ撮影会が終わっていない。とりあえずお預けで。


さあ国内ゲレンデ最高地から滑走開始。



▲ 見よ、この美しいバージンロードを!

いつもは、寒さでコチコチのバーンだが、今日は違う。
パウダーが乗って、キュッツ、キュッツと小気味良い音が跳ね返ってくる。

今は冬だ。
断じて春ではない(^^)。


そして、いつもの中間点まで降りてきた。

そこに、小学校低学年の子たちがいた。



▲ 「さあ、みんな付いてくるんだヨ」 先生?リーダー?が言う(左)。

みんな、そろそろとハの字型で滑っていくのだが。

一人だけ転んで、置き去りになった子がいる(右)。
なかなか両足で立ち上がれない、またペシャと座ってしまって。

ボクも見かねて、といっても勝手に起こすわけにもいかずで、近づいて

「ゆっくり、立ち上がって、そうそう、ハの字にして、そうそういいよ・・」

声をかけた・・




▲ どうにか滑り始めたよ。

向こうに、先生、他の子が待っている。

よかったね。

Good Luck, Son!


このスポットは、ボクが何度も紹介している「志賀高原の華」とでもいうべき、もっとも美しい景色のところ。今回も撮れて良かった。


【続く】