聴いていますか、ジミ・ヘンドリックス!!
いや、ほんと、すさまじいよなあ、この人。
外見から演奏から、作った曲から、ぜんぶ、ぶっ飛んでます(爆笑)
なんか、もう、同じ人類とは思えないくらいの才能ですよね・・・
実は昨日、久しぶりに、むしょ~にジミヘンが聴きたくなり、ジョギングしながら、聴いたのですよ。
聴いたのは、これっ!!
彼のセカンドアルバムですねっ!!
そもそも、ジャケットからして、イっちゃってますよな~。
インドの神々を模しているんでしょうけど、時代を感じますわ。
でも、あまりにもすごい、ジミヘンのギターを表現するには、これくらいたくさんの手がないとね~(笑)
音楽的にも、まさに無国籍ですしな~!
肝心の音楽の方も、改めて聴くと、なんか、もうね~、最初から最後までぶっ飛んでました(笑)
ものすごく感動しながら、1時間くらい走れましたよ。
一瞬たりとも、退屈することがなかったっす。
この凄さって、おいらは20年くらい前には、わからなかったんですよね。
実をいうと・・・・
彼の歌声が嫌いだったのです(遠い目)
なんか、抑揚と音程が無い感じがするし、けっしてきれいな声ではないし。
当時のおいらは、歌にしか興味がなかったのかもしれないっすね~。
そして、歌いにくい複雑なリズムの楽曲にも、いまいちピンとこなかったわけですよ。
ロックが好きな青年としては、ジミヘンを聴かないわけにはいかないので、いちおう、聴いてはいましたよ。
同世代の友人たちが「やっぱ、ジミヘンはすごいね~」と会話していたら、ちゃんと話も合わせてました(笑)
でも、まったく分かってなかったんですなあ、彼のすさまじさを!
というか、今でもちゃんと分かっている自信がない(爆笑)
まあ、とりあえず、彼が生前にリリースした3枚のアルバムを、ここ最近、繰り返して聴いているわけですが。
変な曲ばっかりなんですよ、ご存知のとおり。
彼にしか作れないような曲ばかりなんです。
リズムもコードも歌メロも歌詞も、すべてが風変わり。
そして何より、ものすごく雄弁なギターの音色!!
しみじみ、天才ですな~。
さて、そんなジミヘンの曲をやるとしたら、何をやるか。
はっきり言って、恐れ多くてカバーできない曲ばかりなんですが・・・
そもそも、うちはアコースティック・バンドなわけだから、エレキ・ギターのすばらしさが際立つ曲はやりにくい。
誰も、あんなふうには弾けないしね~(笑)
で、ジミヘンが、唯一、アコースティック・ギターで演奏している曲を見てみましょうか。
JIMI HENDRIX 12 STRING BLUES
このタイム感とか、ただ者ではないですなあ。
しかし、あんまりメジャーな曲じゃないし、ブルースが好きな人以外には、ピンとこないはず。
というか、できませんて、こんな演奏(爆笑)
そうしたら、どうするか。
まず、ジミヘンの有名曲であること。
アコースティックで演奏して、成立するもの。
という条件を満たしている、楽曲といえばっ!!
「リトルウィング」
これしかないでしょう!!
いや、でもね、あのイントロ、とんでもなく難しくて、コピーなんかできまへんっ!!
昔、チャレンジしたこと有るけど、みじめな気分になっただけだったなあ(笑)
そこはもはや、コピーはあきらめて、うちらのバンドにしかできない表現を目指すしかないかと・・・
おいらは、オープンDチューニングでスライドギターをやっているから、それでアレンジしてみようかなと。
ソロは、店長に任せればいいわけだし(爆笑)
というわけで、ジミヘンの名曲をジェフ・ベックがカバーしているのを貼りつけておきますね。
"Little Wing" - Jeff Beck / Jimi Hendrix cover
いやあ、まさか、あんなごついドラムスが、いきなり美声で歌いだすとは(驚愕)