林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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ジミ・ヘンドリックスの曲をやるならばっ!

2016年03月24日 14時37分37秒 | 演奏曲


聴いていますか、ジミ・ヘンドリックス!!
いや、ほんと、すさまじいよなあ、この人。
外見から演奏から、作った曲から、ぜんぶ、ぶっ飛んでます(爆笑)


なんか、もう、同じ人類とは思えないくらいの才能ですよね・・・


実は昨日、久しぶりに、むしょ~にジミヘンが聴きたくなり、ジョギングしながら、聴いたのですよ。
聴いたのは、これっ!!

彼のセカンドアルバムですねっ!!

そもそも、ジャケットからして、イっちゃってますよな~。
インドの神々を模しているんでしょうけど、時代を感じますわ。

でも、あまりにもすごい、ジミヘンのギターを表現するには、これくらいたくさんの手がないとね~(笑)
音楽的にも、まさに無国籍ですしな~!

肝心の音楽の方も、改めて聴くと、なんか、もうね~、最初から最後までぶっ飛んでました(笑)
ものすごく感動しながら、1時間くらい走れましたよ。
一瞬たりとも、退屈することがなかったっす。


この凄さって、おいらは20年くらい前には、わからなかったんですよね。





実をいうと・・・・



彼の歌声が嫌いだったのです(遠い目)

なんか、抑揚と音程が無い感じがするし、けっしてきれいな声ではないし。
当時のおいらは、歌にしか興味がなかったのかもしれないっすね~。

そして、歌いにくい複雑なリズムの楽曲にも、いまいちピンとこなかったわけですよ。

ロックが好きな青年としては、ジミヘンを聴かないわけにはいかないので、いちおう、聴いてはいましたよ。

同世代の友人たちが「やっぱ、ジミヘンはすごいね~」と会話していたら、ちゃんと話も合わせてました(笑)

でも、まったく分かってなかったんですなあ、彼のすさまじさを!

というか、今でもちゃんと分かっている自信がない(爆笑)



まあ、とりあえず、彼が生前にリリースした3枚のアルバムを、ここ最近、繰り返して聴いているわけですが。

変な曲ばっかりなんですよ、ご存知のとおり。
彼にしか作れないような曲ばかりなんです。
リズムコード歌メロ歌詞も、すべてが風変わり。
そして何より、ものすごく雄弁なギターの音色!!

しみじみ、天才ですな~。



さて、そんなジミヘンの曲をやるとしたら、何をやるか。
はっきり言って、恐れ多くてカバーできない曲ばかりなんですが・・・
そもそも、うちはアコースティック・バンドなわけだから、エレキ・ギターのすばらしさが際立つ曲はやりにくい。
誰も、あんなふうには弾けないしね~(笑)


で、ジミヘンが、唯一、アコースティック・ギターで演奏している曲を見てみましょうか。
JIMI HENDRIX 12 STRING BLUES

このタイム感とか、ただ者ではないですなあ。
しかし、あんまりメジャーな曲じゃないし、ブルースが好きな人以外には、ピンとこないはず。
というか、できませんて、こんな演奏(爆笑)



そうしたら、どうするか。

まず、ジミヘンの有名曲であること。
アコースティックで演奏して、成立するもの。


という条件を満たしている、楽曲といえばっ!!


「リトルウィング」

これしかないでしょう!!


いや、でもね、あのイントロ、とんでもなく難しくて、コピーなんかできまへんっ!!
昔、チャレンジしたこと有るけど、みじめな気分になっただけだったなあ(笑)

そこはもはや、コピーはあきらめて、うちらのバンドにしかできない表現を目指すしかないかと・・・

おいらは、オープンDチューニングでスライドギターをやっているから、それでアレンジしてみようかなと。
ソロは、店長に任せればいいわけだし(爆笑)

というわけで、ジミヘンの名曲をジェフ・ベックがカバーしているのを貼りつけておきますね。
"Little Wing" - Jeff Beck / Jimi Hendrix cover

いやあ、まさか、あんなごついドラムスが、いきなり美声で歌いだすとは(驚愕)