林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

新しいギターのお腹の中身 その2

2016年07月07日 07時34分40秒 | 新しいギター購入計画


梅雨は終わった、と考えていいんですよね??
いや、すんごい暑い日があったかと思うと、寒いくらいに冷え込んだりなんかして、ちと不安定ですものな。
おかげで、なんか、しゃっきり眠れなくて、体調も不安定でござる。





さて、それはともかく、途中で農家のライブがあったりなんかして中断していた、このシリーズの続きを書きますよ。

前回は、新しく買ったリゾネーターギターの弦交換のときに中を覗いてみたら、アルミ製のフタみたいなのが、もう一つ入っていたというところまで。


で、そのアルミ製のフタみたいなやつ(コーンと言うらしい)を持ち上げてみます。
え??
その下に、が入っているよっ!!






アコースティックギターって、中は完全に空洞になっているんじゃないの??


といってもまあ、リゾネーターギターをアコースティックギターの枠組みに入れていいのかさえ戸惑うが(笑)



にしても、

不思議な感じですな。

まさか、ど真ん中に柱が通っていたなんて(笑)
外側は金属製の堅いボディなんだから、柱が必要だとは思えんのだが、おそらくまあ、必要だからここにあるんでしょうな。



で、コーンの方はと言うと。

想像以上に薄くて軽いです。
ちょっと力を入れると曲がってしまいそうなくらいです。
たぶん、これこそがリゾネーターギターの心臓部のような気がするから、丁寧に扱います。
これが壊れたら、どう考えても音が鳴らなくなる気がしますわ。



なもんで。

そ~~~っと軽くふきます。



それにしても・・・

真ん中の柱が目立ちますね(笑)


で、内側はゴムというか、なにか樹脂製のもので覆ってあるみたいですね。
これがコーンが放つ音を反射するのか増幅するのか、とにかく何か音響上の役割を果たしているんでしょうね。



で、よく見ると、真ん中の柱にメモがしてあります。

こういうの、なんかうれしいですな~。
この楽器を制作した人の息づかいが聞こえてくるようです!!




手作り感、満載やでっ!!(はあはあ)



でも、詳しく見ていくと・・・

明らかに余った空間を埋めるために、木片をかましています。

けっこう、荒いな、お仕事が(爆笑)
これ、日本人の職人さんなら、気になってしょうがないヤツでしょうな。
たぶん、こんな仕事してたら、後ろ頭をカンナで殴られそうな感じです(笑)


まあ、これがアメリカ製!!
見えないところは大雑把やで!!(爆笑)
いや、これはネタにしているだけで、まったくディスっているつもりではございません!!
この楽器には大変満足いたしておりまする。



とまあ、お腹を開けてみても、これ以上の発見は無さそうなので、お腹を閉じることにいたしましたわ。

ここまでが弦交換のときのお話。
これは梅雨の最中(正確には6月19日)に行なったことなんですが。



実はこの時にお腹を開けたことによって、その後、お腹の中身が大変なことになるのです。



見てください。

これがその時の写真。

小型の盾「バックラー」みたいに見えるなあ、なんて思っていた時の写真ですね。
この時はなにも異常はありませんね。

でも、おいらが知らず知らずに、この裏側を触ってしまっていたのですよ。
いや、触ってはいかんなんて思ってませんでしたので、そりゃあ、触りますよなあ。



そして、恐るべきは「日本の梅雨」そして「おいらの手汗」!!


つい先日(正確には7月3日)に、おいらはVROOOM宅でこのギターのお腹をもう一度開けたのですが。


わずか2週間くらいの間に・・・

くっきりと、指の形に、錆が出ているのです!!!
まさしく、おいらの指の形じゃん!!


こ、これは、この錆の処置をしないといかんっ!!

というわけで、次号に続くわけですよ~!!