梅雨は終わった、と考えていいんですよね??
いや、すんごい暑い日があったかと思うと、寒いくらいに冷え込んだりなんかして、ちと不安定ですものな。
おかげで、なんか、しゃっきり眠れなくて、体調も不安定でござる。
さて、それはともかく、途中で農家のライブがあったりなんかして中断していた、このシリーズの続きを書きますよ。
前回は、新しく買ったリゾネーターギターの弦交換のときに中を覗いてみたら、アルミ製のフタみたいなのが、もう一つ入っていたというところまで。
で、そのアルミ製のフタみたいなやつ(コーンと言うらしい)を持ち上げてみます。
え??
その下に、柱が入っているよっ!!
アコースティックギターって、中は完全に空洞になっているんじゃないの??
といってもまあ、リゾネーターギターをアコースティックギターの枠組みに入れていいのかさえ戸惑うが(笑)
にしても、
不思議な感じですな。
まさか、ど真ん中に柱が通っていたなんて(笑)
外側は金属製の堅いボディなんだから、柱が必要だとは思えんのだが、おそらくまあ、必要だからここにあるんでしょうな。
で、コーンの方はと言うと。
想像以上に薄くて軽いです。
ちょっと力を入れると曲がってしまいそうなくらいです。
たぶん、これこそがリゾネーターギターの心臓部のような気がするから、丁寧に扱います。
これが壊れたら、どう考えても音が鳴らなくなる気がしますわ。
なもんで。
そ~~~っと軽くふきます。
それにしても・・・
真ん中の柱が目立ちますね(笑)
で、内側はゴムというか、なにか樹脂製のもので覆ってあるみたいですね。
これがコーンが放つ音を反射するのか増幅するのか、とにかく何か音響上の役割を果たしているんでしょうね。
で、よく見ると、真ん中の柱にメモがしてあります。
こういうの、なんかうれしいですな~。
この楽器を制作した人の息づかいが聞こえてくるようです!!
手作り感、満載やでっ!!(はあはあ)
でも、詳しく見ていくと・・・
明らかに余った空間を埋めるために、木片をかましています。
けっこう、荒いな、お仕事が(爆笑)
これ、日本人の職人さんなら、気になってしょうがないヤツでしょうな。
たぶん、こんな仕事してたら、後ろ頭をカンナで殴られそうな感じです(笑)
まあ、これがアメリカ製!!
見えないところは大雑把やで!!(爆笑)
いや、これはネタにしているだけで、まったくディスっているつもりではございません!!
この楽器には大変満足いたしておりまする。
とまあ、お腹を開けてみても、これ以上の発見は無さそうなので、お腹を閉じることにいたしましたわ。
ここまでが弦交換のときのお話。
これは梅雨の最中(正確には6月19日)に行なったことなんですが。
実はこの時にお腹を開けたことによって、その後、お腹の中身が大変なことになるのです。
見てください。
これがその時の写真。
小型の盾「バックラー」みたいに見えるなあ、なんて思っていた時の写真ですね。
この時はなにも異常はありませんね。
でも、おいらが知らず知らずに、この裏側を触ってしまっていたのですよ。
いや、触ってはいかんなんて思ってませんでしたので、そりゃあ、触りますよなあ。
そして、恐るべきは「日本の梅雨」そして「おいらの手汗」!!
つい先日(正確には7月3日)に、おいらはVROOOM宅でこのギターのお腹をもう一度開けたのですが。
わずか2週間くらいの間に・・・
くっきりと、指の形に、錆が出ているのです!!!
まさしく、おいらの指の形じゃん!!
こ、これは、この錆の処置をしないといかんっ!!
というわけで、次号に続くわけですよ~!!