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こんばんわ。
アップルビデオ高津店 栽培マン・ブルームです。
3ヶ月前に亡くなったクロさん。
若い頃に家を出た俺は、齢四十にして
生まれて初めて家族を亡くす辛さを知りました。
あれね、家族ってのは常時一緒に暮らしてる身内的な。
俺が子供の頃、祖母の姉だったと思いますが、
幼い頃から祖母と同等に「おばあちゃん」として接してきた人が居りまして、
おじいちゃんの家に行くと、おばあちゃんが2人居たんです。
「大きいおばあちゃん」「小さいおばあちゃん」って呼ばれておりました。
で、小学生の頃にその「大きいおばあちゃん」の葬儀に参加したことがあるのですが、
その葬儀ってのが有力新興宗教的なアレでして
一番親しかったと思しきウチの家族なんかそっちのけの「友人葬」ってやつ?
の、何だか得も云われぬ違和感っていうか気持ち悪さ。
なんか全然知らない人たちが居て勝手に仕切ってて、
勝手に進行してる感じがとてつもなく気持ち悪かったことだけは
小学生だった俺の記憶に深く刻まれております。
それから10数年経った後に、その気持ち悪い宗教団体のせいで俺は自主勘当を決意するわけですが
その辺のくだりは色々と面倒なのでこのブログには書きません。
まぁ、そんなことはどうでもいい。
クロさんが召された後日、葬儀を行いました。
その翌日、お世話になった病院からお花の鉢が届きました。
トップ画像のが頂いた直後の写真です。
容体が悪くなってから急遽通った近所の動物病院なのですが
とても親身に接していただきました。
お花を頂いた後にお礼がてら挨拶に伺い、
近いうちに新しい猫を迎えたいという意思と
その時はまたお世話になります、と伝えておきました。
頂いた当初はまだ蕾もたくさん付いておりましたが
わずか2週間くらいでこの有様。
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生花ってのは本当に儚いです。ますます悲しみは増すばかり。
その後も順調に?散ってゆき、
最後には3枚葉の枝1本だけ残りました。
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頂いてから1か月後の状態。
この最後の1本の生命力は、
余命1ヶ月と言われてから3ヶ月も頑張ったクロさんと
重なって見えたのです。
なので、この最後の1本が枯れたときこそが
クロさんとの本当のお別れなのだと感じたのです。
そこで、出来るだけ頑張って生きさせてみようと決めました。
空き瓶に移し替えたら、根が生えてきました。
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今度は普通の鉢に移し替えて様子を見ることに。
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水のやり過ぎは良くないと聞いたので放置気味に。
そして、つい先ほど様子を見ると、
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なんか生えてる!!!
まさか、これなのか?
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ジョジョ4部の、死んじゃった猫を埋葬したら花として転生したって話。
いや、クロさんの遺骨はまだ埋めてないんだけどさ。
ともかく、クロさんの生まれ変わりであろうこの新芽、
出来る限り大事に育てていこうと思います。
つづく。