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こんばんわ。
アップルビデオ高津店 メンテナンス担当ブルームです。
って言いながらも、意外と自分の楽器のメンテは適当。
今回は明日のライブに向けて、恒例のシンバル洗浄を。
って、前回のライブ前も全く同じこと言ってますね。
さて、たまにはメンテナンスっぽい話を。
1ヶ月ほど前に大径タイヤに換装したカホンバッグ、
残念ながらコレが使ってみると案外やかましいことが判明。
さらなる改良が必要であると考えておりました。
取っ手の位置を上げるために1インチ大きいタイヤにしたのですが、
前のよりもタイヤのゴムが硬いために
道路を転がすと結構な音がするようになりました。
ベアリングとか良いものを使っていて「ガタ」は殆ど無いけど
むしろそのガタの無さが道路での騒音につながっている気がします。
室内を走行するときは恐ろしく静音なのですが…
対策としては、柔らかいタイヤに交換するか
何らかの振動を軽減する機構を取り入れるか。
タイヤだけで売ってるとこもあるのですが
幅の合う柔らかそうなのが見つからない。
世の中にはこのようなサスペンション付のキャスターってのもあります。
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だがしかし、キャスターごとの交換は費用がかかるので却下。
しかもコイツらすげー高いし。
激しい振動を軽減するための何かアイデアは無いものか。
って、思い出したのがハーレーのエンジン。
激しすぎるエンジンの振動をゴム塊を挟むことで軽減する
ラバーマウントだ!
(バイクでは珍しいですが、クルマではよくある構造らしい)
ということで、底板へのキャスターの取り付けを
リジッドマウントからラバーマウントにしてしまおう。
これまでのネジ留めリジッドマウント。バッグ底面に板が入ってます。
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そこで、こういうものを買ってきて、
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太めのタイラップで留める。
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作業中の撮影に入ってくるのは猫の習性らしい。
さっそく走行実験してみたところ、
かなり静かになっていることを確認。
問題があるとすれば、タイラップの耐久性。
1本切れたくらいでは走行に支障はないけど
どのくらい持つのかは未知数です。
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とりあえずスペアとニッパーを常備しておく。
カットしないと引っかかってスイングしにくくなるので
ニッパーも常備しないとならぬのです。
そんなわけで、明日のライブがんばるぞい!
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