林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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ブルースマンへの道! その2

2016年12月26日 10時50分28秒 | ブルースマンへの道



クリスマスも終わって、いよいよ2016年が終わってしまいますな~!
今年の大みそかで、SMAPも解散するわけですよ。
考えてみれば、今年の芸能ニュースはいろいろありすぎでしたなあ。

記憶に残っているのを、ちょいと列挙してみるだけで、


・SMAP解散
・ベッキー不倫
・ASKA逮捕されて釈放される
・いろんな人の不倫(笑)
・いろんな人が麻薬で逮捕(笑)
・デビット・ボウイ死去
・高畑の息子の逮捕
・北川景子の結婚
・ボブ・ディランがノーベル文学賞
・成宮寛貴のコカイン疑惑
・グレック・レイク死去


うわあ、なんだか、大変な1年間でしたわ。

そいえば、今日になって、ワムのジョージ・マイケルが亡くなったという情報も出たし。
そんな2016年も、いよいよ終わるのですなあ。




さて、それはともかく、ブルースですよ。

前回ロバート・ジョンソンを最初に聞いたらあかんというお話でしたな。

そして、

この本の写真を出したところまででしたな。

その後、友人のS氏に新しいギターを買わせた記事が続いたので、ちょっと間が空いてしまったけれども。



そう、耳に心地よいポップスを聞きなれた我々現代人が、いきなり戦前ブルースなんか聞いたら、なんじゃこらとなるのは仕方ないこと。
そもそも、アコースティック・ギターとヴォーカルしかありませんからな。
しかもそのバランスもあんまし良くない(笑)

それについては、昔このブログにも書いたことあります。


だから、ここはですね、いきなりそんなハードルの高いブルースを聞くんじゃなくて。
もっと、聞きやすいところから聞いて、耳を慣らしていきましょう!!

はっきり言って、ブルースはオリジナルになればなるほど、聞きにくい(爆笑)
そう、オリジナルのブルースは良い意味でも悪い意味でも、毒性が高いのです
だから、オリジナルの中のオリジナル、ロバート・ジョンソンなんて、身体に免疫ができてからでないと受けつけられないのだっ!





というわけでまずは、黒人さんのブルースを、白人さんがカバーしたものから聞き始めるのがベター!!


んで、オススメなのは、当然のごとく、

エリッククラプトン様ですよね。

特に「アンプラグド」以降の作品は、ブルース色が強くて、どれもオススメですわ。
まずは、このあたりから攻めていくのが基本中の基本!

ただね~、これはおいらの私見ですけども、

きっちりしすぎている。

と思うのですよ。
なんか、とても几帳面なブルースでして、きれいにまとまりすぎているんですなあ。


そんで、ギターが好きでバリバリ攻めてほしい方には、

スティービー・レイ・ヴォーン様ですよねっ!

この人は若くして亡くなってしまったので、そんなにアルバムが出てません。
が、どれを聞いても限界までバリバリ弾いていますので、何を買っても大丈夫!

ただね~、これはまたおいらの私見ですけども、

弾きまくりすぎて緩急がない。

と思うのですよ。
なんか、ずーーーーーっとフォルテシモで、哀愁を感じられないのですなあ。


すんません、おいらごときが、こんな巨匠たちに文句言う資格なんてないわけですけども(汗)




おいらが個人的に、白人さんのブルースで、ここから聞き始めるといいんじゃない、と思う方は、

ボニー・レイット姐さんですよっ!

ポップで聞きやすいのに、時にはバリバリとスライドギターを弾き倒し。
時には泣かせる歌で、ささやくように緩急をつける。

うーん、姐さん、素晴らしいなあ~。
おいら、まだあんまり姐さんのCDを持ってないけども、時間をかけて集めたいお方です。




そんで、もう一度、

この本の話題に戻りますと。

この本は、ブルース好きの人たちにとっては、まさにバイブル!!
おいらも、ブルース関係で調べたい時があったら、まずこの本を開きますからね。

この本ではブルース初心者のために、まずはこれから聞いてみなさい、というコーナーが冒頭にありまして。
それぞれブルース界の巨匠たちが取り上げられてます。
ただ、全員オリジナルの黒人さんたちばかりなので、なかなかそれでもハードルが高い。



そんな中、これはやっぱりおいらの私見ですけども、

BB・キングを聞くことから始めるべき

なのではないかなと。

もちろんこの本でも、BB・キングについては、しっかり紹介されてます。



ほんで、思い出したんですが、たしかラリー・カールトンだったか誰か、著名なギタリストが、こう言っているのですよ。
(ちょっとあいまいな記憶なんで、資料に当たったら、また正確に書き直したいと思います。)


ブルースというものを簡単に理解したいなら、どれでもいいからBB・キングのCDを買いなさい。
そして気に入って、もう1枚加えたいなら、アルバート・コリンズのCDを買いなさい。








え??



そこ・・・

アルバート・コリンズなの??


ものすごく衝撃を受けた記憶があるんだけども、よくよく考えると、的を射ているな~、と思ったわけですよ。




それについては、以下次号じゃ!!