さて前回は、店長のギター・テクニックはすごいけども、おいらたちも成長したぜっ、というところまで。
はい、いきなりですが、ここでズバッと、店長の現在の問題点を指摘させていただきましょうか!!
練習時間の不足!
これに尽きます(爆笑)
はい、そうなんですよ、店長は仕事が忙しくて、平日はおろか、土日まで働いている始末。
そりゃあ、ギターを弾く時間なんて、ほぼ無いと言っていい・・・
職場に練習用のギターを持ち込んで、毎日、空き時間に練習している、おいらとは違うのだ。
ただ、もともとからして、おいらと店長の実力の差はかなり開いていたので。
バンドを再結成して、数年の間は、実力の差は縮まりませんでしたわ。
バンドを再結成したのは2012年。
もう、5年くらい経過しているのですよ!
再結成してから数年間は、おいらはマーチンを弾いていたけど、ライブで弦を切りまくり(遠い目)
ピックを捨てて、チューニングを変えて、スライドギターを始めて。
さらに、現在のメインギターである、リゾネーターギターを購入して。
そこから2年くらい練習して、ここ最近になって、やっと、それなりに満足できる演奏ができるようになってきたのです。
はい、これはうちのバンド史上、初めての状況なのです。
おいらのギターの腕が、弾き方は全然違うとはいえ、店長に匹敵するようになった!
そう、これはあまりにも初めての状況なので、おいらも店長も、戸惑っているのも事実。
実際のところ、おいらは自宅に、
レギュラーチューニングにした、マーチン
と、
オープンDチューニングにした、リゾネーターギター
をいつも用意していて、バンドの曲のアレンジを考えています。
そう、店長のパートとおいらのパートをそれぞれ弾けるようにしてから、練習に行っているわけです。
そして作った店長のパートを、店長に伝えて弾いてもらい、初めてそこで、おいらのパートと合わせてみる。
そうやって、ここ最近のうちのバンドの曲はアレンジされてきているのです。
つまり、店長が弾いているパートは、おいらが考えて、作ってきているもの。
練習時間が取れない店長のために、憶えやすい形にして、しかも目の前でおいらが弾いて見せて、憶えてもらう。
そう、ぱっと見には、
おいらが店長に、ギターを教えているのですよ!!
こんなことは、昔はなかったなあ~(遠い目)
もちろん店長なんで、おいらが作ったパートなんかは、すぐに弾けるようになってくれます。
といっても、やっぱり何度も何度も練習しないと身体には入ってこないわけで。
練習時間が少ない店長は、練習の時でも、本番の時でも、
よく間違えます(爆笑)
そのたびに、にやにやと笑う、おいらとVROOOM。
なんか、立場が逆転してませんか??
あ、もちろん笑いますけども、おいらもVROOOMも、店長を本気で責めたりは絶対にしません。
練習時間が少ないことはわかっているし、今でも店長の実力は相当なものだし、何より、もはや友達だし(笑)
昔の圧倒的な実力差が無くなり、さらにみんな歳を取っておじさんになり。
師匠のミスを弟子が笑うことができるようになるなんて。
時代は移り変わっていくのですなあ~(遠い目)
ただ、うちのバンドが本気で考えないといかんのは、店長の練習時間が少ないことをどうフォローするか、ということなんですよ。
それについては、次号じゃ!!