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東京は梅が咲いて、だんだん春が近づいてきているのがわかりますなあ。
うちのバンドも、冬のHRNが終わって、農家ライブも終わって、ほっと一息というところですわ。
この時期に、できる限り新曲を練習したり、これまでの曲をアレンジし直したりしたいものですな。
さて、それはともかく前回は、ハウリングの仕組みについて語りましたな。
今回は、そのハウリングを防ぐ方法についてみていきましょう。
おいらが参照したページには、以下のように書いてありましたぞ。
エレアコのハウリングを防ぐ方法はたくさんあります。
まずは、
・音量を下げる
これは基本ですが、音量を上げたいからこそ、エレアコを使っているわけですから、根本的な解決とは言えませんね。
そのとーりですわ、うちのバンドとしては、できる限りクリアな良い音で、音圧を上げてお客さんに届けたいっす。
なので、この方法はダメですな~(笑)
次に、
・低音をカットする
これは低音域の方がエネルギーが大きいので、その分ハウリングしやすくなるからなのですね。
だから、低音域をカットすると、ハウリングする可能性はかなり減ります。
これこそ、うちのバンドには合わない対策ですな~(爆笑)
というのは、うちのバンドにはベースがいません(遠い目)
だから、3人ともが低音域をなるべく強調して、バンドのアンサンブルを作っているわけです。
これで店長のギターから低音域がカットされたら、これは厳しいですわ・・・
なので、この方法もダメですな~(笑)
そして、
・スピーカーから離れる
スピーカーとは、具体的には、モニタースピーカーのことです。
ボーカルマイクは、モニターの方向と反対側から音を集めているので、それほどハウリングは起こりません。
ところが、エレアコの場合「サウンドホール」と呼ばれる「音を響かせるための穴」が、もろにモニターのほうに向くことになってしまいます。
つまり、スピーカーとマイクが向かい合った状態になっているのと、ほぼ同じなのです。
よってエレアコは、仕組みとして、モニタースピーカーの音量が上げにくい楽器と言えます。
で、「ライブ本番でほとんど自分の音が聞こえない」なんていうこともよくあるんです。
スピーカーとマイクが向き合っているからこそ、ハウリングが発生するわけですから、ここを引き離してしまえば、問題は解決します。
距離的に離れるのもそうですが、方向をずらすとか、立ち位置を調整することで、ハウリングを起こりにくくすることができます。
うーん、まさにその通りで、今回のHRNで店長のギターがハウリングしたのも、ここに原因があります。
うちのバンドは路上用の小さな椅子に座って、ステージの観客席寄りのところに陣取って演奏するので・・・
モニタースピーカーが、ギターの目の前にあることになりますわ・・・
他のバンドのように、立って演奏するのであれば、立ち位置をずらすこともできるかもしれないけども。
うちのバンドのステージングからすると、不可能です!!(爆笑)
なので、この方法もダメですな~(泣)
さらに、
・ピッキングを練習する
という方法があります。
というのは、アコギ自体をしっかりとした音で鳴らせるようになれば、スピーカーの音量を上げなくてもいい音で演奏ができるようになってくるから。
少し間違った例えですが、「生音で鳴らせる音量が2倍になれば、スピーカーの音量を半分にしても今と同じ音量でライブができる」というようなイメージです。
実際には生音で出せる「音量」をあげると同時に「音抜けのいい音」つまり、しっかりとした「芯」のある音を目指して練習していくことになります。
これは、店長の場合、やりすぎなくらい、クリアなピッキングをしてますからね~(爆笑)
むしろ曲によっては、ピッキングを弱めてほしいと思うくらいなんで、これはもう、十分と言ってよいかと。
そして最後が、
・サウンドホールにふたをする
アコギやエレアコに空いているサウンドホールに「専用のカバー」を取り付けるというもの。
少し重たいのでボディの振動も抑制してしまいますが、スピーカーの音がアコギの中に入り込むのを防いでくれるので、効果は大きいです。
サウンドホールのカバーは、黒いどっしりとしたゴムで出来たものがおおく、楽器屋さんでの値段は500円〜1000円ほどです。
プロのミュージシャンの多くが採用している方法で、エレアコを大きな会場で使うには必須と言ってよいかもしれません。
ただ、ふたをした状態で自分が納得する音を作るには、もう一度セッティングを調整する必要があります。
これだっ!!!
今までちゃんと考えたことがなかったけども、うちのバンドですぐに試せる対策としては、これが最高でしょう!!
ただ、店長は音へのこだわりの強い人物ですからね、納得してくれるかどうか、わかりませんわ・・・(遠い目)
というわけで、ここまで調べたうえで、おいらはハウリング対策を話し合うために、バンドのミーティングを行なったのですわ。
以下次号じゃ!!