さて、本格的に仕事が始まって、忙しい日々を過ごしておりますが、みなさまはいかがですか??
なんかね~、年末にひいた風邪が、いまいちしっかり治りきらない・・・
はるか昔に書いた「風邪対策シリーズ」でも述べたように、おいらは、
風邪対策に全力投球してます!!(笑)
濡れマスクを毎日つけて寝ているし、
首にタオルを巻いて寝るし、
鼻うがいだってしているし、
養命酒も飲んでいる(爆笑)
でも、風邪をひくときにはひくんですよね~。
とくに周りの人が「ゴホゴホ」「ずるずる」と言い出し始めると、やっぱりうつってしまう。
これはね~、人に会う仕事だと、仕方ないことですよなあ(ため息)
それはともかく「ブルースマンへの道」ですよ。
ここまでの流れとしては、
・ブルースは人気がない。
・最初にロバート・ジョンソンを聞くからいかん。
・白人さんのカバーから聞きはじめるとよいかと。
・ラリー・カールトンが言うには、「BBキング、アルバート・キング、アルバート・コリンズが入門として最適」
・アルバート・キング、アルバート・コリンズってどんな人?
みたいなところまで、つらつらと書いてきたわけです。
そして「ブルースの演奏には、速弾きは必要不可欠ではない」というところまで話しましたな。
そうなんですよ、ブルースの場合は、速弾きというテクニックは、必須ではありません。
いや、もちろん、要所で速弾きすれば、盛り上がることは間違いないのですが、無くても成立するのがブルースなんです。
それはなぜかというと、ブルースというのは、基本的には歌(人間の声)が中心の音楽なんです。
人間の声を中心に発展してきた音楽だから、人間の声以上の速い演奏は、必要ないんです。
人間が歌うようなスピードで、音を出していけばいいわけだから、必然的に音の数は少なくなります。
だから、ブルースを演奏するのは簡単か、と聞かれると、「イエス」とも言えるし、「ノー」とも言えるっす。
速弾きとかのテクニックはいらないし、使われるコード(和音)の種類も少ないから、「簡単」とも言える。
でもそのかわりに、1音1音に込められた情念とか、メロディを歌わせるテクニックが必要だし、
そもそも、リズムが黒人さん独自のノリなので、それを自分のものにするのは「とても難しい」とも言える。
これは、今うちのバンドの店長が目標としているところですね。
店長は速弾きが得意なのに、それをひとまず封印して、ブルースのギターソロを歌わせることを目指して、日々練習しているわけですよ。
そう、「ブルースを演奏する」というのは、基本的には「歌う」ことが中心になるんですね。
なもんで、「ブルースマン」と呼ばれる人たちは、基本、誰でも、歌えます!
(楽器だけしかやらない、という人はほとんどいないはずっす)
もちろん、今まで名前を出してきた人たち、
BB・キング
アルバート・キング
アルバート・コリンズ
エリック・クラプトン
スティービー・レイ・ヴォーン
ボニー・レイット
の全員がギタリストですけども、ヴォーカルでもあります。
つまり、店長がブルースソロをより進化させるためには、声に出すかどうかは別として、
「ブルースを歌えるようになること」
が必要なわけですねっ(鼻息)
でもこれは、実は慣れてしまえば、けっこう簡単なことだったりするんです。
なぜなら、ブルースっていう音楽は、わりとワンパターンだから(爆笑)
いや、ワンパターンの中に、本当はすんごいものが、たくさん込められているんだけども。
このワンパターンさについては、以下次号じゃっ!!
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