林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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ブルースマンへの道! その4

2017年01月12日 15時21分58秒 | ブルースマンへの道


さて、本格的に仕事が始まって、忙しい日々を過ごしておりますが、みなさまはいかがですか??


なんかね~、年末にひいた風邪が、いまいちしっかり治りきらない・・・

はるか昔に書いた「風邪対策シリーズ」でも述べたように、おいらは、

風邪対策に全力投球してます!!(笑)


濡れマスクを毎日つけて寝ているし、
首にタオルを巻いて寝るし、
鼻うがいだってしているし、
養命酒も飲んでいる(爆笑)



でも、風邪をひくときにはひくんですよね~。


とくに周りの人が「ゴホゴホ」「ずるずる」と言い出し始めると、やっぱりうつってしまう。
これはね~、人に会う仕事だと、仕方ないことですよなあ(ため息)






それはともかく「ブルースマンへの道」ですよ。


ここまでの流れとしては、

・ブルースは人気がない。

・最初にロバート・ジョンソンを聞くからいかん。

・白人さんのカバーから聞きはじめるとよいかと。

・ラリー・カールトンが言うには、「BBキングアルバート・キングアルバート・コリンズが入門として最適」

・アルバート・キング、アルバート・コリンズってどんな人?


みたいなところまで、つらつらと書いてきたわけです。


そして「ブルースの演奏には、速弾きは必要不可欠ではない」というところまで話しましたな。


そうなんですよ、ブルースの場合は、速弾きというテクニックは、必須ではありません。
いや、もちろん、要所で速弾きすれば、盛り上がることは間違いないのですが、無くても成立するのがブルースなんです。




それはなぜかというと、ブルースというのは、基本的には歌(人間の声)が中心の音楽なんです。

人間の声を中心に発展してきた音楽だから、人間の声以上の速い演奏は、必要ないんです。

人間が歌うようなスピードで、音を出していけばいいわけだから、必然的に音の数は少なくなります。



だから、ブルースを演奏するのは簡単か、と聞かれると、「イエス」とも言えるし、「ノー」とも言えるっす。



速弾きとかのテクニックはいらないし、使われるコード(和音)の種類も少ないから、「簡単」とも言える。

でもそのかわりに、1音1音に込められた情念とか、メロディを歌わせるテクニックが必要だし、
そもそも、リズムが黒人さん独自のノリなので、それを自分のものにするのは「とても難しい」
とも言える。



これは、今うちのバンドの店長が目標としているところですね。
店長は速弾きが得意なのに、それをひとまず封印して、ブルースのギターソロを歌わせることを目指して、日々練習しているわけですよ。



そう、「ブルースを演奏する」というのは、基本的には「歌う」ことが中心になるんですね。

なもんで、「ブルースマン」と呼ばれる人たちは、基本、誰でも、歌えます!
(楽器だけしかやらない、という人はほとんどいないはずっす)



もちろん、今まで名前を出してきた人たち、


BB・キング


アルバート・キング


アルバート・コリンズ


エリック・クラプトン


スティービー・レイ・ヴォーン


ボニー・レイット


の全員がギタリストですけども、ヴォーカルでもあります。



つまり、店長がブルースソロをより進化させるためには、声に出すかどうかは別として、

「ブルースを歌えるようになること」

が必要なわけですねっ(鼻息)


でもこれは、実は慣れてしまえば、けっこう簡単なことだったりするんです。
なぜなら、ブルースっていう音楽は、わりとワンパターンだから(爆笑)

いや、ワンパターンの中に、本当はすんごいものが、たくさん込められているんだけども。




このワンパターンさについては、以下次号じゃっ!!


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