荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

鐘ヶ淵界隈

2015年06月03日 | 散文
ここは東武線/鐘ヶ淵駅である。

当然と言えばそのとおりではあるが、駅の造りには運営会社固有の色が出ており、堀切の駅に似ていると思う。

西口駅前の商店街を往ってみる。



八百屋さんがある。

この商店街の一番賑やかな場所である。
この界隈の八百屋は、店舗外の地面にも野菜を並べて商売をするようだ。
堀切駅の近くでも見た。

商店街から鐘ヶ淵通りに出る三叉路。

商店街のほぼ中心地である。

更に進む。

人通りと店舗が無くなってくる。

更にまっすぐ進んで、ひょいと脇に入ると銭湯があった。

この街唯一の銭湯田中屋である。

現役の風呂屋である。
こちらがボイラーの焚口のようだ。

燃料の廃材を積んでいるのだと思う。
銭湯は日本の文化だと思っている。
いつまでも頑張って営業してもらいたい。

西側を切り上げて、東側へ行ってみる。
駅前は開かずの踏切である。

意外に、遮断機と電車が近い。

こちら側の方が賑やかである。
斜め右の路地は、木密度が高い=古い町並みが残っている隅田3丁目だ。

今日は左へ行く。

踏切越しに、鐘ヶ淵駅前交番を振り返る。



表通りは通行車両や人通りが多いが、路地を入ってちょっと走ったら、もう荒川の土手である。



隅田稲荷神社に出た。
去年、お祭りを見に来た。
屋台がいっぱい出ていて、子供たちみんな楽しそうにしていた。

浅草三社祭のような華やかさはないが、それぞれの祭り方があって、それぞれの楽しみ方がある。

帰りに通った荒川土手下道路。
上は水戸街道(国道6号線)である。


道路幅が狭くて、自転車はちょっと怖い。

コメント
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