本郷台地から菊坂の谷底へ入って、更に路地を入って行く。

そこに樋口一葉が使った井戸がある。

奥の突き当りには石段があって、石段の左右には木造半三階建ての民家がある。
坂を利用した造りである。
階段を上りきった所に簡素な門が見える。

この門が町の境界だったのだろう。
登ってみる。
登り切った路地から門越しに振り返ってみると、石段下に先ほどの井戸がある。
この谷に樋口一葉が住んだ。

彼女は住居を転々としているが、ここが特に有名なのは、その風景と、実際に使った井戸が残っているのと、実際に通った質店「伊勢屋」が近くに残っている等々の理由からだろう。
その「伊勢屋」が売りに出されていたのを、文京区の補助を得て、跡見学園女子大学が購入したと新聞・TVで知った。

所有者が望んでいた形に収まったらしい。
先ほどの井戸からすぐの場所にある。
一葉はここ「伊勢屋」を随分便利に利用したようだ。
数少ない一葉ゆかりの場所である。

他に漏れず、文京区も古い民家がマンションに変わって行くのを見て来て寂しく思っていた。
伊勢屋の斜め前にはこんな木造三階建てがある。

ここ菊坂は街並みに変化の少ない町である。
ぜひ、この景観を残して欲しい。
谷側から見るとこんな感じ。
井戸と伊勢屋の位置関係から推測するに、一葉は伊勢屋への行き帰りにこの坂を登り降りしたに違いない。
この石段を登った左に伊勢屋があり、降って左先に井戸へ続く路地がある。

伊勢屋は一般公開されるそうだ。
楽しみである。

そこに樋口一葉が使った井戸がある。

奥の突き当りには石段があって、石段の左右には木造半三階建ての民家がある。
坂を利用した造りである。
階段を上りきった所に簡素な門が見える。

この門が町の境界だったのだろう。
登ってみる。
登り切った路地から門越しに振り返ってみると、石段下に先ほどの井戸がある。
この谷に樋口一葉が住んだ。

彼女は住居を転々としているが、ここが特に有名なのは、その風景と、実際に使った井戸が残っているのと、実際に通った質店「伊勢屋」が近くに残っている等々の理由からだろう。
その「伊勢屋」が売りに出されていたのを、文京区の補助を得て、跡見学園女子大学が購入したと新聞・TVで知った。

所有者が望んでいた形に収まったらしい。
先ほどの井戸からすぐの場所にある。
一葉はここ「伊勢屋」を随分便利に利用したようだ。
数少ない一葉ゆかりの場所である。

他に漏れず、文京区も古い民家がマンションに変わって行くのを見て来て寂しく思っていた。
伊勢屋の斜め前にはこんな木造三階建てがある。

ここ菊坂は街並みに変化の少ない町である。
ぜひ、この景観を残して欲しい。
谷側から見るとこんな感じ。
井戸と伊勢屋の位置関係から推測するに、一葉は伊勢屋への行き帰りにこの坂を登り降りしたに違いない。
この石段を登った左に伊勢屋があり、降って左先に井戸へ続く路地がある。

伊勢屋は一般公開されるそうだ。
楽しみである。