荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

亀戸天神の1年

2015年07月09日 | 散文
亀戸天神は、幾つかあるママチャリ散策のルートの1つです。
今日は梅雨で外出できませんので、改めてその1年の景色を振り返ってみることにします。

お正月です。

賑わいの初詣風景ですが、景気の影響か文化の変化かそれとも土地柄か、晴れ着を着ている人が居ません。

天神様には必ずある御神牛にお参りする人も多いです。

願い事をしながら撫でるのでピカピカです。
特に、顔と頭がピカピカです。

1月末には「鷽替え」が行われます。

去年の良くない事は全てウソであり、木彫りの鳥を買い替えることによって全て一新してチャラになる、と言うありがたいような、自分勝手な後ろめたさを感じるような神事です。

この行事は大変な人出で、初詣より多いです。

後ろめたさを感じている様子はありません。

冬になると池も凍ります。



行事には多くの屋台が出ます。
屋台間の狭い通路を歩くと、いつもお祭り気分にさせてくれます。

ちょっと高揚してきます。

試験シーズンになると、天神様の出番です。
全国でお馴染みの願掛け絵馬が一杯です。

湯島天神と比べて、偏差値的に2番手校の名前が多い気がします。
土地柄でしょうか?

天神様だけあって、右近も左近も梅です。



天神様と言えば梅まつりです。




春の訪れを教えてくれます。

「東風吹かば・・・」です。

そして、天神様と言えば藤まつりでもあります。

ゴールデンウイークが見頃です。

東京の爽やかな季節です。



夏は、行事がありません。
お勧めは池の亀でしょうか。

近年餌やりを禁止しているのですが、人の気配を感じると、餌を求めて大急ぎで寄って来ます。
餌が落ちて来るのを見る為でしょうか、首を上に上げた立ち泳ぎ状態で、両手で「トプトプ」と水を切って寄って来ます。
可愛いですよ。
一度見てください。
但し、餌やりは禁止です。

秋には菊まつりが開催されます。



スカイツリーが完成して以来、菊でツリーを作っていますが、年を経るごとに似ていなくなっています。
これが、初年度のツリー。


これが最新のツリー。

ね、似ていないでしょう?
氏子衆、手を抜いてない?


コメント
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