荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

芭蕉庵へ行く

2015年07月20日 | 散文
先日、カヌーで芭蕉像を見上げたのを機に、久し振りに芭蕉公園へ出掛けました。



カヌーでくぐった、小名木川最後の水門を萬年橋の上から見ます。



葛飾北斎が富嶽三十六景に描いた萬年橋の袂に、松尾芭蕉が住んでいました。



萬年橋を北に行って最初の角を左に見ると、芭蕉稲荷神社があります。
芭蕉庵跡に建てたものです。

正面に白く見えるのが、隅田川の堤防です。
ホントに、川の近くに住んでいたのです。

小さな場所一杯に幟が建っています。



小さな鳥居をくぐるとお社があって、隣に「芭蕉庵跡」の石碑があります。

奥では、賑やかに、アパートの取り壊しをしていました。

石碑の反対側には芭蕉生誕350年記念祭記念碑があったりして、狭い境内で足の踏み場もありません。

芭蕉公園へ行きます。

公園はすぐ近くですが、途中「おできの神様」正木稲荷神社があります。
ご覧のとおり、大切にされています。
こちらは正一位ですので、最高の階位を持っています。

芭蕉稲荷には階位がありません。
狭い所にごちゃごちゃとあります。

その脇を通ると、すぐに芭蕉庵史跡庭園の入り口があります。

階段を上ります。

芭蕉像が隅田川を見つめています。
これがカヌーから見上げた像です。

この像は、時間によって向きが変わると言われています。
私はこの方向の像以外は見た事がありませんが、像と石の間に隙間があって、確かに動く構造になっています。

公園から見る清洲橋です。



こちらが新大橋です。

カヌーから見る景色とはまた違います。

今、名古屋場所の真最中です。
実は、ここの近くに相撲部屋が五部屋あります。
ついでに一回りして帰ります。

錣山部屋です。
他の部屋とはちょっと玄関周りのセンスが違います。



大砂嵐が居る大嶽部屋です。



北の湖部屋が工事中でした。
みんなが名古屋へ行っている間に、内装工事でもしているのでしょうか?

親方(協会理事長)は、場所中なのに、入院したそうですね。
大丈夫でしょうか?心配です。

高田川部屋です。

この町内では、一番新しい部屋です。

尾車部屋です。
この部屋はいつもシャターが下りています。
一度だけ、千秋楽の日にシャッターが上がっていました。

みんな、萬年橋東南の町内にあります。
ごちゃっとして、なんとなく、江戸文化の街です。
コメント (2)
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