三菱一号館美術館にサポーター制度があります。
年会費を払って美術館運営の支援をする会員、と言えば分かり易いでしょうか。
その特典として、会員と同伴者1名が、年間何度でも自由に展覧会を鑑賞でき、レストランでの飲み物サービスがあります。
その特典だけで十分満足していました。
だって、年会費1万円ぽっきりですもの。
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そんな折、同美術館から「お知らせ」が届きました。
「『画鬼・暁斎展』貸切鑑賞会」の案内です。
鑑賞券2枚(会員は鑑賞券が必要ないのに)と一緒に届きました。
休館日に会員だけの展覧会を開催し、更に、希望者20名に対して「ギャラリートーク」と「建物見学ツアー」が実施されます。
当然、両方に申込み(先着順)ました。
その趣旨とは?
河鍋暁斎の展覧会を開催するに際して、暁斎の絵とともに、その弟子コンドルが設計した三菱一号館を見学してもらおう、と言うものらしい。
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コンドルとは?
ジョサイア・コンドル
明治初期のお雇い外国(英国)人で、暁斎から「暁英」の画号を貰った建築家(彼の絵もあります。日本画を完全にマスターしています)です。
建築物の代表作は、鹿鳴館、ニコライ堂及び三菱の社長の館(岩崎邸等)等々。
併せて、日本文化の研究家で、西洋への日本文化の発信者でもあります。
それはもう、万障繰り合わせの上出席しますとも。
展覧会及びギャラリートークは展示場内なので、冒頭の絵以外の写真撮影はできません。
従って、建物見学ツアーの報告をします。
先ずは、英国式ローズガーデンの説明を受けます。
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元々は建物の裏側で、馬車の駐車場でした。
この庭は好きで時々訪れています。
展覧会に行けば必ず覗く、階段踊り場の窓です。
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建築物の再現に際しては、極力当時のものを再使用しています。
説明は、その階段へ行きます。
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この手摺りも再現されたものですが、色の変わっている部分及びその下の石柱の一部が、建設当時のものです。
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撫でると、ざらざらした手触りがあります(他の部分はすべすべです)。
1階チケット売り場での、煉瓦の説明です。
下の方に幾つか黒い部分がありまあす。
これは「木」です。
よく見ると、なるほど年輪があります(すみません、ガラケーなもので・・・)。
はめ込んだ木に煉瓦の膨張・圧縮を吸収させて、ひび割れを防いでいます。
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1階のこの辺りが重役室だったそうです。
名残の扉が数か所ありました。
外に出ます。
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多くのものが再生品ですが、前出の階段のように、できる限り当時のものを使おうとしています。
上から2段目の左端の窓、これは建設当時のものです。
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他の窓は再生品ですが、ガラスも当時のガラスの雰囲気を再現したもので、その面は均一でなく歪んでいます。
見学者の一団がぞろぞろとレストランに向かいます。
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食事中の人が居る中での説明です。
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ここは、元銀行でした。
銀行時代は、2階の廊下で各部屋へ移動していたそうです。
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ここのレストランも好いです。
元銀行なので、窓口があります。
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再び外へ出ます。
煉瓦と塔の説明がありましたが、ここではひとの話を聞いていません。
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再び階段です。
ここでは鉄の階段の説明です。
採光の為に透かし彫りを施しています。
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階段は鋳鉄、手摺り部分は鍛鉄で作られています。
資料館です。
建設当時の家具を再現しています。
最後に部屋へ帰ってアンケートを書いて終了です。
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展覧会を観て、ギャラリートークを聴いて、こんな時間を過ごしました。
年会費を払って美術館運営の支援をする会員、と言えば分かり易いでしょうか。
その特典として、会員と同伴者1名が、年間何度でも自由に展覧会を鑑賞でき、レストランでの飲み物サービスがあります。
その特典だけで十分満足していました。
だって、年会費1万円ぽっきりですもの。
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そんな折、同美術館から「お知らせ」が届きました。
「『画鬼・暁斎展』貸切鑑賞会」の案内です。
鑑賞券2枚(会員は鑑賞券が必要ないのに)と一緒に届きました。
休館日に会員だけの展覧会を開催し、更に、希望者20名に対して「ギャラリートーク」と「建物見学ツアー」が実施されます。
当然、両方に申込み(先着順)ました。
その趣旨とは?
河鍋暁斎の展覧会を開催するに際して、暁斎の絵とともに、その弟子コンドルが設計した三菱一号館を見学してもらおう、と言うものらしい。
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コンドルとは?
ジョサイア・コンドル
明治初期のお雇い外国(英国)人で、暁斎から「暁英」の画号を貰った建築家(彼の絵もあります。日本画を完全にマスターしています)です。
建築物の代表作は、鹿鳴館、ニコライ堂及び三菱の社長の館(岩崎邸等)等々。
併せて、日本文化の研究家で、西洋への日本文化の発信者でもあります。
それはもう、万障繰り合わせの上出席しますとも。
展覧会及びギャラリートークは展示場内なので、冒頭の絵以外の写真撮影はできません。
従って、建物見学ツアーの報告をします。
先ずは、英国式ローズガーデンの説明を受けます。
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元々は建物の裏側で、馬車の駐車場でした。
この庭は好きで時々訪れています。
展覧会に行けば必ず覗く、階段踊り場の窓です。
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建築物の再現に際しては、極力当時のものを再使用しています。
説明は、その階段へ行きます。
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この手摺りも再現されたものですが、色の変わっている部分及びその下の石柱の一部が、建設当時のものです。
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撫でると、ざらざらした手触りがあります(他の部分はすべすべです)。
1階チケット売り場での、煉瓦の説明です。
下の方に幾つか黒い部分がありまあす。
これは「木」です。
よく見ると、なるほど年輪があります(すみません、ガラケーなもので・・・)。
はめ込んだ木に煉瓦の膨張・圧縮を吸収させて、ひび割れを防いでいます。
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1階のこの辺りが重役室だったそうです。
名残の扉が数か所ありました。
外に出ます。
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多くのものが再生品ですが、前出の階段のように、できる限り当時のものを使おうとしています。
上から2段目の左端の窓、これは建設当時のものです。
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他の窓は再生品ですが、ガラスも当時のガラスの雰囲気を再現したもので、その面は均一でなく歪んでいます。
見学者の一団がぞろぞろとレストランに向かいます。
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食事中の人が居る中での説明です。
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ここは、元銀行でした。
銀行時代は、2階の廊下で各部屋へ移動していたそうです。
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ここのレストランも好いです。
元銀行なので、窓口があります。
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再び外へ出ます。
煉瓦と塔の説明がありましたが、ここではひとの話を聞いていません。
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再び階段です。
ここでは鉄の階段の説明です。
採光の為に透かし彫りを施しています。
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階段は鋳鉄、手摺り部分は鍛鉄で作られています。
資料館です。
建設当時の家具を再現しています。
最後に部屋へ帰ってアンケートを書いて終了です。
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展覧会を観て、ギャラリートークを聴いて、こんな時間を過ごしました。