荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

ついに巣鴨猿田彦大神庚申堂へ行った。

2019年02月28日 | 散文
都電荒川線の庚申塚駅は「おばあちゃんの原宿」で有名な「巣鴨地蔵通商店街」へ行くルートです。




その商店街入り口脇にお堂があります。
もう、ここ十数年何度も何度もこの前を通っています。
何度も何度も商店街へ行き、何度も何度も庚申塚駅で都電を撮影しているのに、1度もお堂へ行ったことがありません。


交差点にあって信号が煩いだけでなく、いつも信号待ちのおばあちゃんがユックリとワサワサ歩いているし、自転車を停めるスペースが無いしで乗り気がしないのです。
信心深くも無いし・・・。


自転車を下りて説明板を読みました。
巣鴨4丁目です。


お堂の前の信号です。
この近さが気になります。


交差点の名前はこの石碑にも記されています。


由来記も読みます。


これはもう、訪問するしかありません。


小さな門ですが、奥行きがあります。


左右に赤いチャンチャンコの猿が迎えてくれました。


狭い境内にも説明の石碑があります。


小さな手水舎です。


奥に拝殿がありました。


そして「史跡 巣鴨の庚申塚」です。


・・・引き返す門の上に「庚申塚」の信号表示板です。




門の提灯の隙間からも。


こんなふうに、やっと訪問しました。



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木下川(きねがわ)薬師に行き当たる。

2019年02月28日 | 散文
葛飾区を綾瀬川沿いに南下したらこの薬師に行き当たりました。
「きね川さくら通り」が綾瀬川の土手にぶつかる所です。
そしてもう少し下ると、綾瀬川が荒川に合流する場所です。


冬とは言え、柔らかな日差しに仁王門の扁額が光っています。


脇に説明板がありました。
由緒あるお寺のようです。


「金剛力士像」の説明もあります。
どれどれ、と見上げます。


正面からだと硝子板が日光を反射して良く見えないので横から眺めます。
「阿形」です。


「吽形」です。


門を潜ります。


振り返ると、綾瀬川の土手の上を走る「首都高速中央環状線」が近いです。


けっこう圧迫感があります。


本堂へ向かいます。


柔らかな陽に溢れた境内です。


本堂を見上げます。
お参りはしません。信心深くありません。


ここにも説明板がありました。
家康に始まる徳川家の寄進に始まって、将軍家の鷹狩御膳所であり、将軍家の祈願所でもあり、勝海舟にも愛されたとあります。
そして、ここ浄光寺は荒川放水路の切削工事の為に移転したのですね。


境内にはこんな文化財もありました。




そして、二代目「登美の松」もあります。


初代の松は、三代家光が植えて八代吉宗が命名し、揮毫は勝海舟だそうな。

春を呼ぶ日和に連れられたら、こんな場所に行き当たりました。

余談というか因みにというか、すぐ近くの荒川に架かるこの橋は、「木根川(きねがわ)橋」と言います。
「木下川」とは書きません・・・。



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