荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「ペイペイ」が使える街

2019年02月03日 | 散文
人通りがめっきり少なくなった「鳩の街商店街」です。


この商店街に「ペイペイ」のバナーが登場しました。




全く人通りがありません。







こちらは「下町人情 キラキラ橘商店街」です。


「下町のコッペパン」で有名な「ハトヤパン店」が在った商店街です。


宮城野部屋がある街ですが、白鵬が優勝してもなんにも町興しに活用しようとしない商店街です。


ここにも「ペイペイ」のバナーが冬風に揺れています。




人通りが無い路地に赤い「ペイペイ」がずら~と並んだ光景はちょっと不気味でもあります。


どちらの商店街も遠退いた客足を呼び戻す手段として導入を決断したのでしょう。
一方で、後発のキャッシュレスシステム会社が商店街を囲い込んで、他のカードをブロックして自社カード利用者を拡大する手段としたのでしょう。
構想は、いわゆるウイン・ウインの「業務提携」なんだと思いますが、、、。


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あしたのジョー達の節分は衣類分配日

2019年02月03日 | 散文
「いろは会商店街」に来ました。


アーケードが無くなって妙に明るくなった商店街ですが、相変わらず人通りがありません。


(アーケードがあった頃)




「今日の仕事は辛かった。後は焼酎を煽るだけ。どうせ、どうせ山谷のドヤ住まい、他にやることありゃしねえ」(岡林信康:山谷ブルース)


あしたのジョー達はどうしているのだろう?
山谷の象徴的建物に来ました。


アーケードがあった頃はここが溜まり場になっていて近寄り難かったけど、今は誰も居ません。


アーケードが無くなって初めての冬です。
ドヤ暮らしの日雇い労働者達は元気なんだろうか?
高齢化が進んでいると聞いています。


労働相談や衣類の支援を続けていました。


節分の日は衣類分配の日です。
今でも、この寒空に野宿者がいるんですね。


各地で支援を行っているようです。
ふりがなが切ない・・・。


集会もやっているようです。


建物の脇を覗きます。


炊き出しの道具などがそのまま有ります。
支援は続けられているようです。
キリスト教会等の支援と篤志家の活動が頼りなのです。


彼らは節分の行事をするのだろうか?

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