荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

閉鎖された東京辰巳国際水泳場

2023年06月05日 | 散文

「曙橋」から「あけぼの水門」を眺めています。左にはJR京葉線の高架が見えます。

 

高架下に、丸い屋根の建物が見えます。

 

JR京葉線は大きな曲線を描いて都心へ向かいます。

 

私はあの丸い屋根の建物、「東京辰巳国際水泳場」へ向かいます。もうすぐこの看板も変更されるんでしょうね。

 

あれです。1993年に開業し、「水泳の聖地」と呼ばれていていました。東京2020では「水球」が行われました。入場可能人数がオリンピック水泳会場としての規格に達していませんでした。オリンピック委員会の方針で、新しい施設を造らざるを得ませんでした。

 

芸術的な建築物です。私はここに入ったことがありません。

 

2008年、北島康介氏がジャパンオープン男子200m平泳ぎで世界新記録を樹立した第4コースに、「世界記録達成記念コース」のプレートが有るそうです。

 

ここは「東京辰巳アイスアリーナ」に生まれ変わる予定です。

 

フュギュアスケートやアイスホッケーの国際大会を開催できる規格のメインリンク及びサブリンクを設置し、観客席も3500席設置する計画です。完成は2025年度の予定です。

 

こちら側は裏側です。

 

その運河の先に、新しい水泳場として「東京アクアティクスセンター」が建っています。東京2020で、競泳、飛込み、アーティスティックスイミングを催行しました。(...今日はカタカナばかりですね)

 

こんな貼り紙が有りました。

 

眼の前は京葉線のカーブです。ここ好いですね。

 

さて、周囲を眺めます。

 

こちらが入り口でしょうか?当然閉鎖されているので入れません。

 

前面道路から眺めます。

 

ドッグラン越しに眺めます。

 

そして、道路の先には新しい「水泳の聖地」が建っています。行ってみましょう。

...建物としての美しさは、辰巳国際水泳場に敵わないですね。

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オリンピック遺産/夢の島公園アーチェリー場

2023年06月05日 | 散文

芝生の土手の向こうに夢の島熱帯植物館が見えます。夢の島に広場が出現しました。

オリンピックが終わって2年が過ぎようとしています。

 

このラインから選手が的に向かって矢を射ました。

 

2階は役員席だったでしょうか?

 

日本選手が銅メダルを取ったのを覚えています。

 

ここは開放されました。しかし何に使うのだろう?との疑問が残ります。一方で、解体される施設もあると聞きます。当初から解体の予定で造ったものも在ります。大金を投入してその時限りの施設で良いのか?あるいは、費用対効果は適正なのか?私はTV観戦で十分以上の感動を得られました。メディアの力は偉大です。選手の緊張した表情や高揚感溢れる顔、そして結果のフィードバック等、現地では見る事ができないものです。

唯一劣っているのは、会場の熱気や雰囲気、空気感です。それも無観客開催だと何の意味もありません。現場に行かなくても、メジャーリーガー太谷さんの活躍は毎日十分に伝わってきます。だから、もうオリンピックは自国開催の必要は無い、TV観戦で十分以上に感動できると考えています。

 

それにら対して、選手達の声が聞こえて来ません。施設の活用方法のアイデアは無いのでしょうか?また、オリンピック開催に際して、大手広告会社電通が中心になっての贈収賄事件が発生しました。その上、お茶汲み要員の日当が2万円等、電通に委託した費用がバカ高いものと判明しました。

次回のパリオリンピックはどうしたいのか?札幌が冬季オリンピック開催に手を挙げるに際して意見はないのだろうか?最大の当事者である選手達の声が聞こえて来ません。昔から言われている「上の者には無条件で従う体育会系体質」なんて言わせておいて良いのでしょうか?未だに選手達の声が聞こえません。残念です。

コメント (2)
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