荒川三歩

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大相撲11月場所優勝力士予想

2023年11月18日 | 散文

大相撲11月場所の熱戦が続いています。「実力が拮抗した群雄割拠」と言えば格好いいけど、「団栗の背比べ」とも言えます。ここ数場所12勝以下の優勝が続いています。

その最大の原因は、ここ伊勢ヶ濱部屋の横綱照ノ富士の休養が続いているからだと思います。彼が元気なら14勝以上の成績で優勝しているでしょう。如何せん怪我ではしょうがないです。・・・はい私、彼に対しては評価が甘いです。彼の努力と精進を知っています。また実力も知っています。1年の休業は仕方ない、万全な状態で戻って欲しいと思っています。

 

もう一つの原因は、ここ高砂部屋の朝乃山が不甲斐ない!大器だと思っています。大関に返り咲くのは当たり前で、横綱候補筆頭の実力があると思っています。如何せん復帰後体調が万全にならないです。

 

前師匠朝潮が亡くなりました。尚更朝乃山の奮起を期待しています。

 

冬と小春日和の天気が交互に訪れる東京です。今日の国技館は見るからに寒いです。

 

櫓も寒いです。

 

銀杏の黄葉が綺麗です。力士幟が有ったら華やかでしょうに・・・。11月場所は九州です。国技館の景色が寒いです。

 

入場券売り場の掲示板です。今場所は写真じゃなくて、誰だか分からない錦絵風です。通常は優勝すると目される力士を中心としたポスターを作りますが、日本相撲協会も誰が優勝するのか分からないのでしょうね。・・・隣に力士の写真が有ります。

 

写真の主は、元大関栃ノ心です。なんと「引退断髪披露大相撲」の告知です。通常、引退相撲の告知は、ここに掲示しないと思います。協会の看板だった大関だったからでしょうか?

 

切符売り場です。ここにも告知がありました。功労者ではあります。

 

さて、今場所の優勝者を予想します。筆頭は、ここ立浪部屋の豊昇龍です。先場所は新大関でかろうじて勝ち越しました。昇進するとタニマチが連れ回して稽古になりません。

 

昇進行事を経験して落ち着いて稽古ができたこの場所は、スピード感を伴った力強さです。先日、豪丿山戦で、立会に2分以上手を付きませんでした。あれはいかん!伯父さんみたいにならないように。横綱もあると思っているので、、

 

2人目は関脇大栄翔です。追手風部屋は遠い(埼玉県草加市)ので行きませんが、強くなりました。土俵際で逆転負けしなくなりました。たぶん年間最多勝も取ります。6場所で60勝以上勝ちそうです。そうなれば、大関に昇進しても良いと思います。既に大関に相応しい、安定した勝ちっぷりです。

3人目は琴ノ若です。佐渡ヶ嶽部屋も遠い(千葉県松戸市)ので行きません。父譲りの体格と柔らかさと、祖父譲りの力強さで、いよいよ本格化しそうです。

 

この人を忘れた訳ではありません。ここ常盤山部屋の貴景勝です。でも私は彼の優勝を望みません。今場所も優勝すれば横綱昇進の条件である、「2場所優勝」をクリアします。「団栗の背比べ」の状況です。今場所の優勝も12勝程度と見ています。そうなると、先場所は11勝で今場所は12勝です。これで横綱になっては物議を醸すと思います。他の候補に優勝して欲しいです。

 

さて、再び伊勢ヶ濱部屋です。ここに先場所準優勝だった熱海富士が居ます。先場所は優勝決定戦で、貴景勝の立ち会いの変化に負けました。正攻法で取れる体格があり、関取が多く居てよく稽古をする部屋です。怪我さえしなければ、横綱も狙える逸材だと思っています。

さて、誰が優勝するのか⁉ 

 

・・・実は私、元大関高安のファンです。故障を持ちながらの、愚直な取り口に共感を覚えます。

一度、優勝できませんかねえ。


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