荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

貴重な風景の亀戸天神

2018年04月11日 | 散文
今年の東京は季節の展開が異常に早いです。
先日根津の路地で藤が咲いていたので、藤祭りで有名な亀戸天神を覗きに来ました。


殆ど人が居ないけど、もうフジが咲いていました。






ここの藤は毎年ゴールデンウイークが見頃になりますが、この辺りはもう5分咲きです。


藤祭りには「押すな押すな」の人出になる名所です。


そして、今、なんと!
鳥居脇の八重桜が満開です。


藤とスカイツリーはいつもの風景ですが、


藤と桜とスカイツリーは初めての風景です。

今なら亀戸天神でとても貴重な景色を観る事ができます。
お勧めです!
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滝野川の踏み切り風景

2018年04月10日 | 散文
滝野川界隈は都営荒川線の踏み切りが沢山在る場所です。
下町風景に突然ヌッと電車が現れて、その景色を一変させます。


踏み切り風景が楽しいです。
のんびりと電車の通過を待っているバイク。


踏み切りで待つ女性の後ろ姿。


電車の通過を待つ主婦とサラリーマン。


電車に止められたカップル。


電車を見送ります。

夫々の場面で、夫々の物語があります。









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ここにもあった「かぼちゃの馬車」

2018年04月10日 | 散文
江東区の路地脇です。


スマートデイズ社がサブリース契約で建てた話題の女性専用シェアハウスです。


12部屋かな?
これくらいの規模がこの会社の建てる標準サイズのようですが、この事業とうとう破綻しましたね。
これを1億円で会社員達に建てさせた訳ですね?
地方銀行の不正融資の疑いもあるし・・・。
当分世間を賑わせそうです。


下町にもけっこう在るのではないか?
案外自転車散策で行き当たりそうですが、住人や負債を負ったサラリーマンとかは、今後どうなるのだろう?
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大塚三業通りを徃く。

2018年04月10日 | 散文
大塚駅南口に「大塚三業通り」があります。
最近大塚へよく行きます。
よく通る路地が新聞に紹介されました。
記事を参考に散策します。
今時珍しいバッティングセンターとコンビニの間の道です。


「三業」とは、「芸者置屋」と「料理屋」と場所を貸す「待合」の、三つの生業を言います。
もう死語に近いでしょう。
いわゆる「花街」ですが、現在は普通の商店街と変わりません。


かつては城北きっての繁華街で戦前には700人もの芸者を抱えていたそうですが、現在は3人だけだそうです。
まだ芸者が居るのが凄いですよね。


この人数なので、三味線や太鼓を奏でる芸者衆の代わりに、録音したカセットテープの唄やお囃子で舞うそうな。
当然、年配のお姉さん達です。
後継者はいないようです。


三業の多くは後継者が居なくてマンションになったそうです。
それでも街には花街の名残があります。


「和可月」です。


現在残っている、芸者が呼べる2軒の料亭の内の一つだと思います。






ここ「一松」もそんな雰囲気です。


店頭では「ヒレ酒」用のフグのヒレが干されています。


ここ「千草」もそんな雰囲気です。


鰻屋です。


銭湯もあります。


初めて見る形式ですが、入り口は2階です。

大塚三業通りはこんな街です。





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高円寺純情商店街から高円寺庚申通り商店街を歩く。

2018年04月09日 | 散文
JR中央線高円寺の駅前です。
正面に「純情商店街」の看板がありました。

このユニークな名前に記憶があります。


ねじめ正一が平成元年に自らの少年期を題材にした小説「高円寺純情商店街」で第101回直木賞した程度の知識ですが・・・。
彼は東京都杉並区の生れです。


どんな商店街か楽しみです。


街を歩きます。
駅前なのに、案外寂しい商店街です。


T字路に行き当たりました。


すぐ左にも商店街があります。
行ってみます。


高円寺庚申通り商店街です。




純情通り商店街より、少し活気がありますかね。




店を眺めながら、そぞろ歩きが楽しいです。







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高円寺の高架下

2018年04月09日 | 散文
ここは杉並区高円寺です。
初めて訪問する街です。
下町の雰囲気が好いです。
JR中央線のコンクリートが圧迫します。


ガード下に飲食店があります。


昼間の時間帯は営業していません。


夜はコテコテの飲み屋街になるのでしょうね。


昼間でも雰囲気が好いです。




夜に訪れたいガード下飲食街です。


やがてJR高円寺駅に行き当たりました。

下町の雰囲気です。
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初夏の陽気の西巣鴨

2018年04月08日 | 散文
庚申塚駅は都電で唯一、ホームにトイレと飲食店があります。
自転車で都電を追いかける際にも時々ここのトイレを利用しています。
トイレを出たら、桜デザインの電車が停まっていました。
出発する電車の窓を慌てて撮りました。


初夏の陽気の路地を行きます。


こんな看板がありました。


下町の崖下の空き地です。




家々が立て込んでいて、昭和の香りがする街です。
屋根の上には巨大クレーンが動いています。
再開発が進む街でもあります。


あの正面の家、好いです。


この路地を行きます。


路地の奥で遅咲きの八重桜が満開です。


桜電車に始まって、路地裏で桜に出会った午後です。

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「序の舞」を観に行く。

2018年04月08日 | 散文
東京藝大のキャンパスに居ます。


今日の目的はこちら「東西美人画の名作 『序の舞』への系譜」です。


やっぱり展覧会は開覧して直ぐが良いです。
空いていますし、音声ガイドが無料です。


「序の舞」は、前回ここで観て以来約2年振りです。
絵の修理を終えて、額装に変わっていました。
軸装よりも絵が大きく見えます。
説明によると、元々額装だったそうです。
軸装にすると巻く時に傷みやすい為、元に戻したとの事です。

上村松園自身が傑作と言う絵です。
長男の嫁、たね子の艶姿です。
暫し時を忘れて見詰めました。


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入学式とPowers of Play展

2018年04月07日 | 散文
東京藝大に日の丸が掲げられています。
なに?


入学式に行き当たりました。
こちら音楽学部です。


こちらは絵画学部です。


観たい展覧会があってやって来ました。


入学式の門前を振り返ります。
東京藝大の受験生の多くは早稲田・慶應を併願します。
実技と学力の両方を持っている才能が受験するのです。


陳列館を覗きます。


入り口正面にあったのは、絨毯の延長がそのままの集合写真になっている作品です。


さて、この私には理解が難しい作品を観ながら考えてしまいました。
親として、ここ藝大と早慶に同時合格した場合、子供にどの進路を奨めるでしょう?


藝大に合格するのだから才能があるのは分かりますが、芸術家として生きて行くのは大変です。


ここは建物が素敵です。
さすがは藝大です。




ある報告によると、トップ校である藝大の油絵専攻の40代のOBでさえ「同級生60人のうち、兼業してでも作家活動をしているのは15人程度」、更に、「作品が高額で売れるような専業の作家になれるのは1万人に1人くらい」です。


現実は「作家を10年続けるのは凄いことで、金銭的な理由などで、みんな途中で心が折れてしまう」のです。


前にも報告した事がありますが、義理の姪が藝大の大学院を卒業してバイオリニストをしています。


藝大大学院を出るバイオリニストは年に2人ほどなので、その履歴はバイオリン教室の生徒募集や、オーディションの書類選考時には絶大な威力を発揮しますが、彼女は今も希望のオーケストラに入団できていません。


姪夫婦(配偶者は作曲家!おう、そんな職業で食っていけるのかよ!?)は最近音沙汰ないけど、生きているのだろうか?


そんな事を考えながら作品を観ていました。
入学式を終えた学生も観ています。
「僕も、私も、こういう絵を描こう!」と意気込んでいるかも知れません。


・・・さあ、凡人は「序の舞」を観に行きます。
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もうフジが咲いた!

2018年04月07日 | 散文
蕎麦屋の女将さんが教えてくれました。
根津でもうフジが咲きました。


ここは職人の家だったのを昨年シェアハウスにしたものです。
ちょっと好いです。


東京の季節は随分早く展開しているようです。




綺麗なフジ色です。


花を楽しみます。




家全体に花が咲いています。




最盛期は凄く好い風景が出現すると思います。



この後、偶然街で出会ったペン画の先生に教えてあげました。
「もうフジが咲いていますよ~!」






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季節の展開が急です。

2018年04月06日 | 散文
「墨堤 花のお江戸の さくらまつり」の幟がむなしいです。
とっくに桜は散ってしまいました。
今週末までがお祭りの予定でした。


意地でやっている祭りです。


根津の街に「つつじまつり」のポスターが出ています。


つつじも、いつもより早く開花しています。




境内ではお祭りの準備が着々と進んでいます。


桜と祭りのテントが同居です。


透かし塀の風景です。


いつもは綺麗に清掃されている庭に楠の葉が落ちています。


広葉常緑樹の楠は、新芽が大きく育ってから古い葉を落としますが、もう十分育ったようです。

桜が終わると、つつじとフジと牡丹の祭りが始まります。
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桜終いの神田川/2018年ー2

2018年04月06日 | 散文
神田川の遊歩道を行きます。






名残の桜の向こうには椿山荘です。


豊橋の下は花いかだです。




水面を渡る風と水流に寄せられ散らされて流れて行きます。






これが今年の桜終いです。


水道橋から見送ります。
やがて海に注ぎます。

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桜終いの神田川/2018年ー1

2018年04月05日 | 散文
面影橋から神田川を覗きます。
川面に掛かる桜の下は花いかだが流れます。


神田川沿いに桜並木を行きます。
名残の「早稲田さくらまつり」の提灯の下を行きます。


見上げる空は青いです。


仲之橋から神田川を覗きます。


日当たりの桜は終盤の色です。


遊歩道を行きます。


路面に桜が散っています。


覗く神田川にも沢山の散り桜です。




更に遊歩道を行きます。


名残の桜です。








この話、続きます。
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千鳥ケ淵の桜/2018年

2018年04月05日 | 散文
東京の桜の名所中の名所だと思います。
田安門西の堀から南下する遊歩道です。


堀にボートが浮かぶよく見る画ですが、やっぱりここでの花見らしい景色です。


池に散った花びらをボートで掻き分けています。
その気持ち、分かります。




堀の上はこんな人出です。


列に従って、堀に掛かる桜を観ながら進みます。


ボートが気持ち良さそうです。
随分並んでやっと乗ったのでしょうね。
それでも、良いなあ。




沢山のボートが出ています。


桜とボートです。






皆撮影しています。






あそこへ行かなければなりません。
ボート乗り場の屋上です。


ここからの景色が有名です。
TVも雑誌も新聞も、みんなここからの画ですが・・・。


さあ!最前列に来ました。
どうだ!!





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靖国神社の桜/2018年

2018年04月04日 | 散文
神社の門を潜ります。






相変わらずの人出です。


この木が東京のソメイヨシノの標準木です。
東京の開花を知らせます。


満開の桜と人出です。




本殿に向かう人はあまり居ないように感じます。


退出します。


私の伯父3人がここに英霊として祀られています。
父方母方2軒の家で、父を含んで5人が徴兵されて、3人が還って来ませんでした。
ここでは参拝しません。
無駄死にだと思っています。
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