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写真1 夏播きニンジン(6月下旬~8月下旬に播種)を収穫中のご夫妻。白帽子は奥さん、旦那さんは奥さんの陰。
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写真2 ニンジンは黄色コンテナに入れられ、JAに出荷される。
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長崎県諫早市の飯盛台地。
県営畑地帯総合整備事業で畑の区画と灌漑施設が整備された。
秋、台地はニンジン、バレイショ、ショウガなどの生きいき緑。
兼業・水稲単作地域の刈取り跡のヒコバエの緑、仕方なさそうな緑とは違う。
台地の生きいき緑の中で作業中のご夫妻に声をかける。
旦那さんが答え、奥さんは黙々とニンジン拾い(写真1・写真2)。
<ニンジンを掘っていらっしゃるんですね> そう。
<手で> そう。
<機械掘りもあるんですか> ある。あっちの方で、農協のオペレーターが機械で掘ってるよ。
<そうですかー> この畑は機械を入れるには狭い。機械も、頼まれた畑が多いので、ここまでまわりきれん。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月09日 撮影地:長崎県諫早市飯盛