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写真1 赤い木の実をくわえたヤマガラ
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写真2 ヤマガラ、なに、思う。
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写真3 ヤマガラ。枝基部で餌探し。ここにいたシジュウカラはヤマガラが飛来して去る。この幹の上部ではコゲラが採餌。
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写真4 シジュウカラ。ヤマガラやコゲラといっしょに飛来
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1.野鳥の小さい群
晩秋、陽は西に傾き、影が長くなり始めた刻、拙宅近くの公園を歩く。野鳥の小さな群れが飛来。葉はすっかり落ち、赤い実も少なくなった木に止まり、忙しく採餌。
3種の鳴き声が聞こえる。コゲラ、シジュウカラの鳴き声は判る。しかし、残りの鳴き声は判らない。
11分ほど筆者の周りの木々を忙しく飛び回り、去る。
2.美しいヤマガラ、初見
同定できない鳴き声の鳥、とにかく姿かっこう、羽色、体色を注視しつつ撮る(写真1~写真3)。とにもかくにも忙しい鳥たち、注文どおりに止まってくれない。
件の鳥は、腹と肩が茶色、頭と頸が白と黒、羽は灰色のかかる青色。パッと見で美しい。意識して見るのは初めて。
後日、職場の先輩、日本野鳥の会のメンバーに聞くと次のよう。
その鳥はヤマガラ。
冬になると山から里や低地に下りてくる。
異種がいっしょに飛び回るのを混群という。餌探しに苦労せず、敵から身を守れる。
シジュウカラ、ヤマガラなどカラ類は人なつこい。
ヤマガラは、かつてオミクジを引く芸などを仕込まれた。
学名:Parus varius シジュウカラ科
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月24日 撮影地:埼玉県久喜市