写真1 田んぼの中、歩きながら右手で肥料をまく
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2007年07月22日、腰まで伸びる稲の中に男性独り(写真1)、Eさん
作業後の里みち・農道で、なに、なさってたんですか。次のよう
ムラナオシをした
Eさんは田んぼを見ながら、一部の稲が「赤くなってんべ」と筆者に同意を求める
(筆者には判らない、淡く黄色っぽい所はあるけれど)
田植前、シロカキの際入れた肥料の多い所と少ない所がある
肥料の少ない所は「赤く」なる
そこの色むらに肥料をまくのがムラナオシ
稲は早稲のアカネソラ
6月1日に田植した
1ヵ月後の7月1日頃にムラナオシをするとちょうど良い
しかし、その頃は色が判らないので、今頃7月22日になった
あと10日ほどで茎の根本が太くなり、開くと5ミリほどの穂が出ている
この時期にまくのがホゴエ・穂肥
その後15~20日経った8月15日頃に穂が出る
今、勤め人が多く、ムラナオシもホゴエもドニチ(土曜日・日曜日)だけ行なう
水稲栽培の緻密さ、農業者の勤勉さをEさんの姿にあらためて知る
引用・参考文献等:弊ブログ2015年07月06日に紹介するTさんの言葉、ムラナオシを聞き、2007年07月のムラナオシを想起
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2007年07月22日
撮影地:埼玉県羽生市上新郷