

写真1・写真2 タネツケバナ、3月中旬、2016年03月16日、多くの白花を茎の先端に穂状につける。果実は上向き棒状。草丈は10~30cm。埼玉県久喜市

写真3 3月中旬、2016年03月16日、畦①に群生のタネツケバナ。田は春の耕耘を終え、用水路は泥上げを終えて雨水溜まる(写真4と同じ田)。埼玉県久喜市

写真4 3月上旬、2016年03月06日、用水路は泥上げを終え、田は春の耕耘を終え、シロカキ・代掻きの準備が始まった(写真3と同じ田)。矢印は写真3①と同じ畦。埼玉県久喜市

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3月、水稲の種を水に浸けて発芽を促すのが「種浸け」
この時季に咲くので、その名がついたタネツケバナ・種浸け花
逆にタネツケが咲いたから種浸けを始める、いわば種浸け告知花
本種がナズナ、ホトケノザ、オオイヌノフグリと混生する田や畑、畦をよく見る(注1)
なかでも、同じ白花のナズナと見分けにくいこともある
注1 弊ブログ2015年03月20日・2016年03月03日
引用・参考文献等:佐竹義輔他編『フィールド版 日本の野生植物』(株式会社 平凡社 1985年)Ⅱ-55頁
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記