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梅雨晴れの午後
除草剤散布を見撮(注1)
さらに里みち・農道を進む
前方の畦に竹棒、お札が挟まれ、大ワラジが吊るされる(上の写真)
これは辻固め、四方固めなどと呼ばれる風習
隣り「村」との境に立てられる疫病悪事除け(注2)
お札は寺社でいただく
たとえば代参講(榛名講・大山講など)、近隣や「村」内の寺社
大きなワラジは、「村」には強い大男がいると知らせる
注1 除草剤散布:弊ブログ2017年06月28日
注2 獅子舞による疫病悪事除け、辻固め:弊ブログ2017年07月28日
『久喜市栗橋町史 民俗Ⅲ 町場と農村の暮らしと信仰』115-117頁(編集・発行:久喜市教育委員会 23年3月14日発行)
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2017年06月19日
撮影地:埼玉県久喜市