7月17日から始めた30冊を読む夏の読書。
1冊目は村上春樹「 」。早くもタイトルを忘れている!!
全部読み終える自信はなかったし、夏中に終わらせたかったけれど、それもできず。
ようやく今30冊目の本を読んでいます。「ジーノの家」内田洋子著 イタリアのことを書いた本。
読み始めがスムーズにいかない本と格闘しながら読み進めるうちに、引き込まれていった本もけっこうありました。
30冊中に3冊、心を揺すぶられた本あり。
1.テロルの決算 沢木耕太郎著(浅沼稲次郎の暗殺事件の当事者 浅沼と山口の人生を追ったドキュメンタリー)
2.ものを食う人びと 辺見庸著
(チェルノブイリ、フィリピン、ベトナムなど世界各地の人々の生活と食を取材した本)
3.収容所から来た遺書 辺見じゅん著(シベリア抑留者の生活を詳しく伝えている。日本版「夜と霧」という感じ)
どの本も登場人物の生き様に強烈なインパクトあり。
その状況に置かれても自分にはとうていできそうもない生き方でしたが。
普段なら手に取ることもない本を読んでみて、こんな偶然の出会いもあるのだから、、、本を読み続けてよかったと。
この先はまた、好きな時に自分の読みたい本を読んでいくだろうけれど、たまにはこんな読書もいいな。
読後感の一つ。今日一日を「いい日になるようにと願いながら」生きたいと思ったこと。