里山のちから

そば屋大海戸を閉店し、里山活動をスタート。里山での農業体験、もの作り、交流会、イベントの案内や様子お伝えして行きます。

クレマチスの挿し木実習

2014年06月30日 | ガーデンツアー

早朝に降っていた雨も何とかあがり、Odoriba

沢山の挿し木が出来ました。

プリンセス・ダイアナ(お土産用)

踊場(写真1)

パールレア・プレナ・エレガンス(写真2)

アルバ・ラグジュアリアンス(写真3)

白万重、テッセン、

その他に名前の分からないもの3種類。Eregansu

根が出るのは、

このうちの何本でしょうか?

何とかみんな根を出してほしい!!

今回の挿し木の方法は、

鉢にネットを敷き、鹿沼土を入れ、

その上にバーミキュライトを入れる。

鉢ごと水(バケツに入れた)に入れて、Aruba

その中で挿す。(これでスッと挿せる。)

最後に赤玉土を入れて、

挿し木を固定する。

腰水をして、

1週間くらいは風通しの良い日陰に。

その後は腰水をしたまま半日陰で。

根が出るまでには1ヶ月くらいが必要です。

その間は、じっと観察。

それぞれが育てた花苗

(サクラソウ・忘れな草)もいただき、

うれしい悲鳴です。

次回は、8月3日(日)朝7時 原田宅集合

葉ボタンのポット上げと矮化剤の使用法を

学びます。

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みつばちの大地を観に東京へ

2014年06月27日 | 日本ミツバチ観察日記

岩波ホールで上映されているDscn2527

ドキュメンタリー映画「ミツバチの大地」は

ミツバチの生態を鮮やかに写しだし、

ミツバチに関わる人間のありように

疑問を投げかける作品だった。

(マークス・イムホーフ監督作品)

女王の誕生の様子や

女王蜂の空中交尾の様子や普通では見ることの出来ない、映像を特殊撮影で見せてくれた。

養蜂業に携わるアメリカ人・スイス人、みつばちの研究者、女王蜂だけを育てて販売する人、

花粉を売る人などみつばちと関連する人間の仕事も淡々と映し出していた。

アメリカの大規模養蜂業者は、大型トレーラー2台で4000箱のミツバチを

果樹園から果樹園に移動し、蜜をしぼりお金を得る。

みつばちの病気を防ぐために、砂糖といっしょに抗生物質を飲ませる。

ダニやウィルスの発生で、コロニーが崩壊するのを防ぐためだ。

スイスの伝統的な養蜂業者は、近くで別の養蜂業者が飼う別の種類の蜂のために、

伝統的な養蜂が困難になっていた(女王蜂が交尾をするときに混ざってしまうらしい)。

ドイツの研究者のみつばちのダンス行動の説明はわかりやすかった。

見終わって、みつばち集団は相当賢いと実感した。

我が家の庭にImg_0107

まだ日本みつばは来ていないけど、

蜂が住める環境を作ることは、

これからも続けたいと思う。

まもなくナンキンハゼが咲き、

にぎやかな羽音が聞こえることだろう。

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敵を知り、、、、、、

2014年06月26日 | 里山のちから 通信など

朝の見回りを終えました。Dscn2544

蟻の数が若干減ったように感じますが、

相変わらずせわしなく登っていきます。

葉を見ると、

もうアブラムシのいない葉が多く、

たまにいる葉でも1~3頭ほどです。

2㎜ほどのアブラムシも頭で数えるのですね。

捕殺作業をしているときに、Dscn2537

分からないことがいっぱい出てきたので、

図書館でアブラムシの本を借りてきました。

(写真2枚目は、姫ウツギにいるアブラムシ。

新芽が縮れ中にはアブラムシと小さい蟻。)

それで分かったことは

アブラムシは黄色が好き。

生存期間は30~40日。(種類にもよるが)Dscn2541

驚異の増殖率(1ヶ月で1万倍ということも)。

針を刺して汁を吸い、糞を出す。

その糞は甘露といい、蟻が好む。

甘露は炭水化物とアミノ酸で出来ている。

蟻とアブラムシは共生関係にあり、

蟻は天敵よけになったり、

アブラムシを運んでくれる。

(写真3はモミジの敵ゴマダラカミキリ)

残念ながら、まだ蟻がアブラムシを背中に乗せて運ぶシーンを見ていません。

ルーペを飼って観察すると良いと著者が勧めていたので後で買うつもり。

師匠が今朝、草木灰を持ってきてくれたので、(蟻が嫌うかもしれないので)、

ヤマボウシの周りに撒きました。

アブラムシはウィルスを媒介するので、人間から見ると侮れない害虫。

敵を知って、対処法を考えておくことは、今後大いに役立つはず。

銀色のテープ(七夕の短冊のような)を下げると虫除けになるとも書いてあったので、

来年はやってみようと思う。

でも、覚えていられるかどうか?それが、問題です。

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ヤマボウシよ、お前もか!

2014年06月25日 | 里山のちから 通信など

庭で草むしりをしていて、Dscn2530

ふとヤマボウシを見ると、

葉が黒くなっている。

木の幹を

何匹も蟻が登っていく。

さては?

アブラムシ!!

慌てて竹酢液を薄めて、Dscn2528

葉面散布をしたけれど、

昨日の雨で水の泡、、、、。

今朝見ると、相変わらず蟻がたくさん

木に登っているのでした。

意を決してまたしても枝を切り、

木をコンパクトにしました。

片っ端から指でつぶす作戦開始。Dscn2532

8時から始めて11時に何とか終了。

共同戦線を張っている

蟻とアブラムシを敵に回し、

ヤマボウシを守る戦いです。

決着が2・3日後につくと思いますが、

それまで毎朝監視します。

音はひとつも立てていませんが、

生きるか死ぬかの戦いが、

繰り広げられているのです。

植物や小動物の世界も

人間界と同じなのですね。

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アジサイの季節

2014年06月19日 | 里山のちから 通信など

ようやくやってきましたアジサイの季節。001

アジサイに合わせるように咲く

クチナシとユリたちのまもなく開花します。

梅雨の季節に咲く花たちも大好きです。

今年はピラミッドアジサイ・ファントムを

買いました。とてもいい香りがします。010

(写真1枚目)

大好きな山アジサイ「紅」。

がくが白から、ピンク、そして濃い赤に

時のうつろいとともに変化します。

(写真2枚目)

青のバリエーションも気に入っています。007

どれも同じ青ですが、

がくに違いがあります。

区別がつくでしょうか?

3枚目のアジサイは、縁の色が青。

4枚目は、萼の形が違います。013

アジサイは挿し木が簡単なので、

気に入ったものは挿し木にしました。

そしてその挿し木のアジサイも、

見事に大きくなって、

たくさん花を付けています。

そういえば、一鉢100円で016

姉に買ってもらったアジサイも

今年初めて咲きました。(最後の写真)

濃い紫で、チョット変わった萼の形です。

「美の壺」でちょっと前に

アジサイを取り上げていましたが、015

アジサイの楽しみ方があるそうです。

1.アジサイの名前と花を比べて楽しむ。

2.色の変化を楽しむ。

その他にも、

飾って楽しむ、描いて楽しむ、

ドライフラワーで楽しむなんていうのもありますが、

私はやっぱり見て楽しむ派です。

次回は大好きなユリをご紹介します。

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