ブラジル・サンパウロに位置するインテルラゴス・サーキッ
トにて、8日(土)日本時間深夜25時から2014年FIA F1世
界選手権第18戦ブラジルGP金曜フリー走行2回目が実
施された。
現地午前に行われたフリー走行では残り2戦で王座を奪
おうと狙うロズベルグがポイントリーダーのハミルトンを
抑えてトップタイムを記録した。メルセデス勢のみがタイム
を1分12秒台に乗せている。
雲の合間から太陽が覗いた2回目のセッション開始時は
路面温度が大幅に上昇し、気温29℃、路面温度54℃の
ドライコンディションだった。
セッションがラスト30分を迎えて各車がロングランに取り
組んでいた時、アロンソのフェラーリマシンの後部から炎
が上がった。レッドフラッグが提示される中、コース上でマ
シンを降りたアロンソは自ら消火器で炎を消しとめている
。残された作業時間は10分足らず。セッションに参加出来
なくなったグティエレス、アロンソ、ベルヌ、ペレス以外の14
台がガレージを離れ、できる限りの周回を重ねた。
このセッションの最速タイムはロズベルグがマーク。上位
の並びは中盤から変わらず、2番手ハミルトン以降はライ
コネン、リカルド、ボッタスのオーダーとなっている。