7日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで2018年FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGP予選が行われ、フェラーリのベッテルが今季初ポールポジションを獲得した。
金曜日に実施された2回のフリー走行は前半にレッドブルのリカルドがトップに立ち、夜のセッションではフェラーリのライコネンが最速タイムを記録している。予選前の土曜フリー走行もライコネンが1分29秒台を刻んでタイムシート最上位につけた。
ミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類が持ち込まれたサヒールの一戦は予選Q3用タイヤにスーパーソフトが指定されている。予選トップ10に入ったドライバーはQ2で自己ベストタイムを記録したタイヤセットでレースをスタートしなければならない(雨天時を除く)。
気温28℃、路面温度32℃、湿度45%のドライコンディションで迎えたQ1は開始早々にザウバーの2台とトロ・ロッソのハートレーがコースに向かい、スーパーソフトタイヤでアタックラップを開始した。フェラーリの2台とメルセデスのボッタスがソフトタイヤを選んだ以外は全車がスーパーソフトタイヤでQ1に臨んでいる。
最初のアタックが終わった時点で1分28秒891をたたき出していたライコネンがトップに立ち、0.109秒差で相棒のベッテルが続いた。3番手のボッタスはライコネンと0.3秒差だ。
序盤のランでフロントウイングにダメージを負ったと訴えてピットに戻っていたハートレーが自己ベストを更新して10番手に上がった直後、レッドブルのフェルスタッペンがターン2を通過後、マシンのリアを失ってスピンを喫し、ターン3のグラベルに乗り上げた。レッドブルマシンはノーズからウオールに突っ込んで停車し、このクラッシュで一時、セッションは赤旗中断を余儀なくされている。
レッドブルマシンの撤去が完了した後、5分25秒から再開されたQ1終盤は上位6台――クラッシュしたフェルスタッペンはこの時点で4番手――を除き、14台が再度アタックラップに挑んだ。
最終的に16番手以下で予選順位を確定させたのはグロージャン(ハースF1)、エリクソン(ザウバー)、シロトキン(ウィリアムズ)、ルクレール(ザウバー)、ストロール(ウィリアムズ)。ルクレールはラストアタックでスピンを喫してしまい、タイム更新できなかったが、ランオフエリアだったため、大きなダメージは免れている。
また、15番手でQ2に進出したマクラーレンのアロンソと16番手でQ1敗退を喫したグロージャンは1分30秒530の同タイムを記録したが、アロンソの方が先にタイム計測を終えていたため上位となり、先のセッションにコマを進めることになった。
Q1の最速タイムはライコネンがたたき出した1分28秒951だ。
15分で争われたQ2はクラッシュを喫してマシンを降りたフェルスタッペンを除く14人がしのぎを削った。ほとんどがスーパーソフトタイヤを履いた一方で、ハミルトンだけがソフトタイヤで挑んでいる。
序盤のタイムが出そろったところでトップに立っていたのは1分28秒341をマークしたベッテルだったが、ソフトのハミルトンが0.117秒差で2番手に飛び込み、フェラーリに脅威を与える。ライコネンがトップと0.174秒差の3番手、4番手のリカルド以下はトップから0.6秒以上遅れている。
フェラーリ勢とリカルドがガレージで戦況を見守る中、メルセデスは2人にスーパーソフトタイヤを履かせてコースに送り出し、ボッタスは1分28秒台に入れて4番手に上がる。ハミルトンはセクター1こそペースを出したが、以降は感触を確かめるように走り、結局、ソフトタイヤで残したタイムが自己ベストとなった。
100分の数秒を競う中団グループのバトルは最後の最後まで続き、6番手で"レスト・オブ・ザ・レスト"につけたのはルノーのヒュルケンベルグ。マグヌッセン(ハースF1)、サインツ(ルノー)、ガスリー(トロ・ロッソ)、オコン(フォース・インディア)がQ3に進んでいる。
Q2で敗退したのは0.096秒差で11番手に終わったハートレーとペレス(フォース・インディア)、アロンソとバンドールンのマクラーレン勢、Q2に参加できなかったフェルスタッペンだ。
注目のQ3は序盤のアタックでライコネンが1分28秒101をたたき出してベンチマークを作る。ベッテルが0.095秒、ハミルトンが0.119秒、ボッタスが0.215秒、リカルドが0.309秒差でトップ5に並んだ。
10台が新品スーパーソフトでタイム更新を目指したラストランはセクター1を全体のベストタイムで通過したベッテルが1分27秒958をたたき出してトップに浮上。ライコネンがタイムを更新できなかった結果、ポールポジションはベッテルの手に渡っている。フェラーリにフロントロー独占を許したメルセデスはボッタスがトップに0.166秒差の3番手、4番手だったハミルトンは0.2秒遅れだ。
5番手にリカルド、ガスリーが6番手に入り、マグヌッセン、ヒュルケンベルグ、オコンまでがハミルトンのグリッドペナルティによりスタート位置が繰り上がる。予選10番手はサインツだった。
トロ・ロッソ・ホンダのガスリー、やりましたね!
ハートレーも11番手と決勝が楽しみです。
金曜日に実施された2回のフリー走行は前半にレッドブルのリカルドがトップに立ち、夜のセッションではフェラーリのライコネンが最速タイムを記録している。予選前の土曜フリー走行もライコネンが1分29秒台を刻んでタイムシート最上位につけた。
ミディアム、ソフト、スーパーソフトのドライタイヤ3種類が持ち込まれたサヒールの一戦は予選Q3用タイヤにスーパーソフトが指定されている。予選トップ10に入ったドライバーはQ2で自己ベストタイムを記録したタイヤセットでレースをスタートしなければならない(雨天時を除く)。
気温28℃、路面温度32℃、湿度45%のドライコンディションで迎えたQ1は開始早々にザウバーの2台とトロ・ロッソのハートレーがコースに向かい、スーパーソフトタイヤでアタックラップを開始した。フェラーリの2台とメルセデスのボッタスがソフトタイヤを選んだ以外は全車がスーパーソフトタイヤでQ1に臨んでいる。
最初のアタックが終わった時点で1分28秒891をたたき出していたライコネンがトップに立ち、0.109秒差で相棒のベッテルが続いた。3番手のボッタスはライコネンと0.3秒差だ。
序盤のランでフロントウイングにダメージを負ったと訴えてピットに戻っていたハートレーが自己ベストを更新して10番手に上がった直後、レッドブルのフェルスタッペンがターン2を通過後、マシンのリアを失ってスピンを喫し、ターン3のグラベルに乗り上げた。レッドブルマシンはノーズからウオールに突っ込んで停車し、このクラッシュで一時、セッションは赤旗中断を余儀なくされている。
レッドブルマシンの撤去が完了した後、5分25秒から再開されたQ1終盤は上位6台――クラッシュしたフェルスタッペンはこの時点で4番手――を除き、14台が再度アタックラップに挑んだ。
最終的に16番手以下で予選順位を確定させたのはグロージャン(ハースF1)、エリクソン(ザウバー)、シロトキン(ウィリアムズ)、ルクレール(ザウバー)、ストロール(ウィリアムズ)。ルクレールはラストアタックでスピンを喫してしまい、タイム更新できなかったが、ランオフエリアだったため、大きなダメージは免れている。
また、15番手でQ2に進出したマクラーレンのアロンソと16番手でQ1敗退を喫したグロージャンは1分30秒530の同タイムを記録したが、アロンソの方が先にタイム計測を終えていたため上位となり、先のセッションにコマを進めることになった。
Q1の最速タイムはライコネンがたたき出した1分28秒951だ。
15分で争われたQ2はクラッシュを喫してマシンを降りたフェルスタッペンを除く14人がしのぎを削った。ほとんどがスーパーソフトタイヤを履いた一方で、ハミルトンだけがソフトタイヤで挑んでいる。
序盤のタイムが出そろったところでトップに立っていたのは1分28秒341をマークしたベッテルだったが、ソフトのハミルトンが0.117秒差で2番手に飛び込み、フェラーリに脅威を与える。ライコネンがトップと0.174秒差の3番手、4番手のリカルド以下はトップから0.6秒以上遅れている。
フェラーリ勢とリカルドがガレージで戦況を見守る中、メルセデスは2人にスーパーソフトタイヤを履かせてコースに送り出し、ボッタスは1分28秒台に入れて4番手に上がる。ハミルトンはセクター1こそペースを出したが、以降は感触を確かめるように走り、結局、ソフトタイヤで残したタイムが自己ベストとなった。
100分の数秒を競う中団グループのバトルは最後の最後まで続き、6番手で"レスト・オブ・ザ・レスト"につけたのはルノーのヒュルケンベルグ。マグヌッセン(ハースF1)、サインツ(ルノー)、ガスリー(トロ・ロッソ)、オコン(フォース・インディア)がQ3に進んでいる。
Q2で敗退したのは0.096秒差で11番手に終わったハートレーとペレス(フォース・インディア)、アロンソとバンドールンのマクラーレン勢、Q2に参加できなかったフェルスタッペンだ。
注目のQ3は序盤のアタックでライコネンが1分28秒101をたたき出してベンチマークを作る。ベッテルが0.095秒、ハミルトンが0.119秒、ボッタスが0.215秒、リカルドが0.309秒差でトップ5に並んだ。
10台が新品スーパーソフトでタイム更新を目指したラストランはセクター1を全体のベストタイムで通過したベッテルが1分27秒958をたたき出してトップに浮上。ライコネンがタイムを更新できなかった結果、ポールポジションはベッテルの手に渡っている。フェラーリにフロントロー独占を許したメルセデスはボッタスがトップに0.166秒差の3番手、4番手だったハミルトンは0.2秒遅れだ。
5番手にリカルド、ガスリーが6番手に入り、マグヌッセン、ヒュルケンベルグ、オコンまでがハミルトンのグリッドペナルティによりスタート位置が繰り上がる。予選10番手はサインツだった。
トロ・ロッソ・ホンダのガスリー、やりましたね!
ハートレーも11番手と決勝が楽しみです。